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少し前まで、この施設にいる子供の数は１３人だった。
減ってしまった一人。
それが美雨だった。
美雨は、施設内でいじめられている、私の唯一の味方だった。
美雨がいたときは、有沙もまだおとなしくて
権力の強さで行けば、二人は互角だったかもしれない。
隠れて、有沙が私をいじめると、いつも美雨が守ってくれた。
色々な話をした。
美雨が大好きだった。
だけど美雨は、施設を出ていった。
里親が見つかったからだ。
普通、里子を探すのは、まだ子供が小さいうちだ。
当時の私たちの年齢で里親が見つかるのはとても稀だった。
本来なら、私は喜ぶべきだった。
だけど、哀しかった。
美雨がいなくなってしまう。
それだけで、もう、立っていることすら苦しくなった。
だから私たちは約束した。
同じ高校に行こうと。
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ひゅう - めっちゃ面白いです！！ (2017年7月6日 23時) (
レス) id: 94a9de8573 (このIDを非表示/違反報告)
真冬のひまわり(氷華)(プロフ) - ふかすずさん» ありがとうございます！更新が遅くて申し訳ありません。少しずつですが、頑張ります！ (2017年2月25日 11時) (レス) id: 8ad18557ee (このIDを非表示/違反報告)
ふかすず(プロフ) - 面白いですね！更新頑張ってくださいね♪ (2016年9月2日 16時) (レス) id: 837a5f48ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真冬のひまわり | 作成日時：2016年8月29日 21時
