笑顔で笑えるためには？ (ページ3)

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貴方たちと出会いページ3

『はぁ～…暇です』

光がいっさいない暗闇で少女はただボーっとしていた

しかし、あることを思い出した…

『そういえば…自分はそろそろ力を出せるかもしれませんね…』

鎖でつながれた両腕、両足に魔力をこめると…

ガシャンッ

鎖はこなごなにくだけた

『次は…』

少女は自分よりはるかに大きい扉に目を向け、またさっきのように魔力をこめた…

ドカンッ

すぐさま扉は破壊された

「あ？お前誰だ～♪」

「女の子みたいですね…」

「ふむふむ…」

「あの子の顔ってどこにあるの…？」

「ていうか女の子か？」

『…そういえば、髪と服はそのままでしたか』

パチンッ

指を鳴らすと髪が切れ、服も変わり先ほどとはちがい綺麗な顔立ちと白い肌が露わになった

「…♪」

「「「「！？」」」」

『うむ…なかなかよいですね……ところで…退いていただけませんか？』

少女は驚いて硬直している、巨人、豚、銀髪の青年、子供、女の子に落ち着いたトーンで聞いた

すると銀髪の青年は…

「お前のその目…気に入った♪」

と言い、少女をかついだ

『…？』

「ついてこいよ♪」

「はあ？」

「…いいじゃねぇか(二カッ」

「私もいいと思いますよ」

「…ボクも賛成だけど…団長………この子に変なことしようとしてないよね？(殺気」

「あぁ、あたりまえだ(キリッ」

「「「(…怪しい)」」」

『…自分は空気になっている気が……』

ここはバステ監獄…

いつもより、騒がしい様子…

少女にとっては少し、心地よかった様子