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「あたしはドロシア。そこのアメーリアお姉様と、ここにはいねぇがガリオンってのと三つ子だぜ。ガキでも真面目に働かねぇなら殺す」
「ジェシカと申しますわぁ。オーフェリア、ウィレミナとは三つ子の姉妹ですのぉ。よろしくお願いいたしますわねぇ」
「オーフェリアよ。私は少し病気で、あまり長い時間起きていられないの……仲良くしてくれると嬉しいわ」
「私はウィレミナだ。貴様に興味はないが、助手の代わりが必要なのでな」
ドロシア様、ジェシカ様、オーフェリア様、ウィレミナ様の自己紹介が終わると、まず早速ジェシカ様がおっしゃいます。
「ねぇ、この子はジェシカの従者にしとうございますわぁ。だって、アメーリアお姉様の従者にするにはこの子は幼すぎますしぃ、ドロシアお姉様の従者になんてなったら……考えただけで身の毛もよだちますものぉ!」
大きな声と大袈裟な身振りでそう主張するジェシカ様をうるさそうにウィレミナ様が見ています。
「このような幼児が貴様の従者になるのも身の毛がよだつな。オーフェリアお姉様か私のところにした方が良いと思うが?まあ、できるなら私の助手となってほしいが。オーフェリアお姉様にはもう従者がいるだろうし」
「でも……友達は多い方が良いわ」
「他の姉妹の従者でも友達にはなれるだろうよ」
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