魔女に呼ばれた侍と ページ3
「今日から貴女はアサシンのマスターよ」
キャスターはAに指を指した。
「よくお聞きなさい。私は宗一郎様の為に聖杯を手に入れるの。そこで貴女とアサシンはこの門の番人としてお守りなさい。」
宗一郎と呼ばれた男性はこちらを見た。
如何にも、キャスターに用が有りそうな様子だった。
それに気づいたキャスターは、Aをあとにして宗一郎の元へせっせと歩いた。
「ということで！今日から貴方のマスターになった、Aです！！よろしくお願いしますね、アサシンさん！！」
「キャスター殿…拙者も聖杯戦争に参加しろというのか…」
「あ、宗一郎さんの為なら聖杯戦争に参加しても良いと…」
「全ては自らの主人の為でござるか…」
アサシン…というよりセイバー寄り。
Aはそう思ったが、考えない様にした。
アサシンは溜息を吐きながら、砂利が敷いてある地面に座り込んだ。
Aもアサシンの真似をする様に、座り込んだ。
「アサシンさん！何かやることはないですか！？おにぎり作りましょうか！？」
「アサシンで構わないぞ、A殿。そうだな…腹ごしらえしたいものよ。」
「では、おにぎり作りますね！そこで待っててください！！」
Aはキャスターに台所の使用の許可を得て、急いでおにぎりを作った。
アサシンは僅かな窓辺から、彼女を見つめた。
「できました！ささ、どうぞ召し上がりくださいまし！」
Aが作ったおにぎりは形が整っていた。
アサシンはそのおにぎりを満足そうに口にいれた。
その時だった。
アサシンが突如、腹を抱えながら倒れた。
「ア、アサシンさん！？」
「A殿…この握り飯の具はなんだ…。」
「え、えぇと…あ、キャスターさんからなんか訳分からないものを貰って…」
アサシンはその(なんか訳分からない)具を知ったのかそのまま気を失った。
「ア、アサシンさんー！！！？」
「本当に申し訳ありません！！」
「気にするな、よくあることでござるから…」
「(本当にそうなのかしらね…)」
アサシンはAを慰めようとあたふたした。
キャスターも駆けつけ、呆れていた。
「ま、アサシンが無事で何よりね。そうでしょう？A。」
「えぇ、本当に…」
Aは落ち着いたのか、自分の胸を撫で下ろした。
「心配をおかけしたな、A殿。拙者はもう平気だ。」
アサシンはAの頭を優しく撫でた。
その撫でられた感触はまだ忘れられない感触だった。
snは未プレイ。キャスター陣営が好き。でもってランサーも好き()
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零(プロフ) - リクエストよろしいでしょうか？アーチャーのギルガメッシュお願いします！ (2018年9月17日 22時) (
レス) id: e732976109 (このIDを非表示/違反報告)
茉佑(プロフ) - 更新頑張ってください！エドモンお願いできますかね…？ (2018年7月3日 17時) (レス) id: a15bfb1d08 (このIDを非表示/違反報告)
ジルコニア - 深くて すごくいい作品ですね！！リクエストいいですか？天草さんお願いします！楽しみにしてます！ (2018年5月24日 0時) (レス) id: a23ffdeb60 (このIDを非表示/違反報告)
星空部長(プロフ) - リクエストよろしいですか？いくらかかっても良いのでホームズお願いします…。頑張ってください^^ (2018年5月21日 0時) (レス) id: 78599fa8a8 (このIDを非表示/違反報告)
喰み娘(プロフ) - 雹さん» なるほど、新宿の方でしたか。納得しましたご回答ありがとうございます。FGOの短編集はあまり多くはないので喜ばしく拝見させていただいています。これからも楽しみにしていますね。 (2018年2月14日 9時) (レス) id: 7a94902545 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雹 | 作成日時：2018年1月27日 23時
