貴「年を跨いで妖怪ウォッチ！」オロチ「メリークリスマス」ふぶき「第四段ありがとぅ！」【第四段】

時間が流れるのは案外早い ページ7

以下略章。←


影オロチ「…という訳だ」
A「ねえ、最後の方かなり雑だった気がするんだけど…ってか略したよね」
影オロチ「…………何も聞こえなーい」
オロチ「おいコラ」

A「…とにかく、オロチが俺のストーカーではないことは分かった」
影オロチ「では、さらば…」
ふぶき「バイバーイ」
そう言って、影オロチは音もなく気配ごと消えた。

A「へーえ、俺ってそんな昔からオロチと知り合いだったんだ〜」
オロチ「かなり昔の話だからな…そりゃ忘れるだろう」

＿かなり昔…

そういえば、俺が妖怪になってからどれくらい経つのだろうか？
妖怪になってから、時間が流れるのがとても早く感じる。
ついこの間まで、小学校に通っていたような気さえするのに…

ふぶき「なーんかロマンチックよね〜」
百鬼姫「ろまんちっく…？」
ふぶき姫はうっとりと呟いたが、百鬼姫は訝しげに首を傾げた。

ガラッ

A「あっ、土蜘蛛さん！」
土蜘蛛「邪魔するぞ」
オロチ「どうしたんですか？またヒカリが何かやらかしたんですか」
土蜘蛛「いや、今回はそれではない。勿論ヒカリオロチもかなりやらかしたが」
ふぶき「やらかしたんだ…(後でシメとこ)」

この時ヒカリオロチがくしゃみをしたのは言うまでもない。

土蜘蛛「実はな…」

土蜘蛛は、着物の袖から１枚の紙を取り出した。

オロチ「…！？」
ふぶき「なんですって…！？」
百鬼姫「むう…」
A「…こっ…これは……！」

その紙の内容を読んで、四人は目を見開いた。

誰かに否定されるとそれが正解でも間違ってると思い込んじゃう→←昔の友達に十年経ってから会うと、大体片方が片方のこと忘れてる

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