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クリスマスケーキって甘ったるいよね。こうなんかもっと上品な甘さにできねーのかコノヤロー! ページ3

時刻は午前4時58分……

A「お……終わった…………」
オロチ「俺はもうだめだ、後のことは……頼んだ……」
ふぶき「つ……疲れた……!」

配りはじめてからおよそ5時間、やっと全てのプレゼントを配り終わりました……

A「ああ、朝日が眩しいぜ」
ふぶき「やり遂げたのね、私達……」
オロチ「さあ、もう帰ろう。冬の夜明けは寒くて敵わん」
A「オロチ、変温動物だからね」

邸へ帰る道で、ふと懐かしい建物が目にとまった。

A「…………」

_生きてた頃の、俺の家……

ふぶき「あれっ、A?」
オロチ「どうした、帰らないのか?」
A「……俺、ちょっと寄り道して帰るわ。オロチ達は先帰ってていいよ」
ふぶき「OK!あんまり寄り道しすぎないでよ、風邪ひかないでねー!」
A「お前は母ちゃんか!」

……母ちゃん、ね。
アンティークな茶色の大きな扉が、お前は誰だと云うかのようにAを見下ろしている。

キィ……
A「……ただ、いま……」
声が震えた。
久しぶりの、わが家。

まるで何処かのホテルの様にきらびやかな家は、なんでも華族だった先祖の生きていた大正から残っているそうだ。
白い床にひかれたマゼランブルーのカーペットが、広い玄関を飾っていた。

A「……階段を上がって、左の廊下をまっすぐいった3番目が、俺の部屋……」

カチャ……ッ
12年暮らしてきたかつての自分の部屋のとびらを、昂る心臓を抑えながら開ける。

A「……」
あの頃、俺が使っていた机も寝台もクローゼットも、何も無かった。

_当たり前だ。この世界では、俺は居なかったことになってんだから……

あの日……オロチを庇って死んだあの日、彼女は親を見棄て、友を選んだ。
辛いのは自分だと、解っていたつもりだった。
もう二度と、母には会えないことなんて、百も承知だった……

それなのに、何故今になって心が痛むのか。

どうしようもなく、涙があとからあとから流れてきた。

オロチ「………………」

扉を挟んで、青髪の彼は何も出来ずに俯いていた。

俺っ娘ってさ、二次だと萌えるけど現実だとかなり痛いと思われるよね→←プレゼント配るのって、秒速何kmでいけば間に合うんだろう



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プリンセスオシュア - 園村さくらちゃんボイス(笹本優子さんのこと)、俺と私を使い分けることにしましたの? (2016年3月16日 5時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
八八神(プロフ) - インフルエンザ、治りました!(^-^)v (2016年3月15日 17時) (レス) id: 6866158e95 (このIDを非表示/違反報告)
プリンセスオシュア - インフルエンザ、早く治るといいですね。 (2016年3月9日 1時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - あ!私も土曜にインフル(B型)と診断されて今絶賛出席停止中です泣きたい←我元気なりよォォォォオォオオオォ!!!!!←←…インフル、頑張って下さいね!私は4日目で楽になりましたよ~!リレンザ有りがたし…(-人-) (2016年3月8日 13時) (レス) id: 8fc4633de9 (このIDを非表示/違反報告)
プリンセスオシュア - 妖ウォ1で美周郎として扱ってたからオロチが周愉なのはわかってました。笹本周愉ですか。 (2016年3月2日 2時) (携帯から) (レス) id: e1577d3122 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:八八神 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2015年12月26日 17時

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