絶対可憐チルドレン＆兵部京介―未来の2人の女王― (ページ41)

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第39話　　青い瞳の姫―ザ・ブルーアイ・プリンセス― ページ41

皆本「兵部！！」
ブラスターを構える
兵部「そうカッカするなよ皆本。今日は女王達じゃなく姫に用があるんだ」
歩夢の方を見る
歩夢「私に何か用…ですか？」
A「用というか…」
瑠華「姫という存在を知ってほしくてね」
何を言っているのか全く話がつかめないB.A.B.E.L
兵部「女王、女帝、女神。覚えておくといい。その子が未来で『青い瞳の姫』と名乗ることになる子だよ」
「「「「えぇ！？/は！？」」」」
皆驚く
それもそうであろう
急に未来で姫と名乗る―――なんて言われても
皆本「なんのつもりだ！？」
A「いやどういうつもりっていう理由もない」
瑠華「私達がちょっと外出禁止令出されてるから暇なので少佐に連れてきてもらったっていう暇つぶし？」
A「そんなところかな」
兵部「もとを言えば君達が勝手に女王のとこに遊びに行ってたからだろうが！！」
「「まぁまぁ」」

賢木「こんなところで喧嘩すんな…」
A「喧嘩じゃないけどね」
瑠華「自己紹介してくわ。私は瑠華。コードネームは『天使と悪魔の女王』」
A「うちはA。コードネームは『全ての女王』。姫、覚えておいて」
歩夢「覚えておきます」
ビビビビビッ！！《全ての女王、悪魔天使女王！手伝ってくれ！》
A/瑠華「了解」
A「少佐、九具津から呼び出し来たから…」
「「九具津！？」」
瑠華「言わん方がよかった…w」
兵部「わかった。…呼び出しも来たことだし僕たちは行くよ」
賢木「待ちやがれ！逃がすか！薫ちゃん！！」
薫「OK。――――――はっ！…紫穂！！」
3人が行く直前に賢木が叫び薫が動く
紫穂「わかってるわ！」
紫穂のナノチューブワイヤーが3人をぐるぐる巻きにする
皆本「葵！歩夢ちゃん！これを！」
葵「了解や！！―――歩夢はんいくで！」
歩夢「了解です！―――はい！」
皆本の手元にあったＥＳＰ手錠を葵と歩夢が瞬間移動で3人に着ける
局長「貴様を逃がすわけにはいかん！！」
打ち合わせもしてないのによく揃うものだ

A「チームプレー抜群だけど…」
瑠華「もう少し考えた方がいいんじゃない？」
2人の言葉と同時に手錠が音を立てて壊れワイヤーが切れる

「「「なっ！？」」」
唖然とする

兵部「僕たちは捕まるわけにはいかないんでね」
A「超度20と少佐を甘く見過ぎだよ！」
瑠華「バイバーイ♪」
その言葉と同時に姿を消す

賢木「ちっ！」
兵部達を逃したのであった