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８話 ページ10
羽生選手「それじゃ、早速練習始めよっか」
奏「はい！よろしくお願いします！」
そう言って私が頭を下げると羽生選手も
羽生選手「はい。よろしくお願いします」
と頭を下げた。
小さい頃からずっと憧れていた羽生選手に教えて貰えるなんて、夢みたい！
羽生選手「じゃあまずはダブルアクセルとんでみて？」
奏「はい！」
軸がぶれないように腕をしっかり閉めて...
うん！いい感じ！
羽生選手「いいね！着氷も綺麗だね」
奏「…っ///
ありがとうございます！」
ずっと憧れてた羽生選手に誉めてもらえてほっぺた緩みまくりです！笑
羽生選手「じゃあその感じで次はトリプル、とべる？」
実はまだ一度も綺麗に降りられてないジャンプ、しかも体力をすごく使うから練習できる回数が限られてるんだよね…
奏「がんばります…！」
腕を閉めて高く跳ぶ！
奏「…っ！」
軸が斜めに傾いちゃった…
羽生選手「うーん惜しいなぁ…」
続く
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作者名：雫井ゆに | 作成日時：2020年4月2日 17時
