先輩と。君と。 (ページ3)

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私は。03 ページ3

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あれは、 3年前

私が中学1年生のとき。

私の親友が、バスケ部で

レギュラーを取ったらしく

そのデビュー戦の大会を見に行った。

もちろん私は

運動音痴で…

何か部活に入る勇気もなく

帰宅部… でした… はい。

だから

バスケのルールなんて
1mmもわかんなかったし

シュート入ったら

すごーい！

しか言えない人だった。(笑)

｢うちの男バス凄いんだよ！｣

『強いの？』

｢強いってゆーかね。
背番号4番のミンユンギ先輩！
超うまいの！！｣

ほら！
と言って、友達が指さした方には
試合前の練習をしている
男バスがいて

1番白くて細くて
今にも折れそうな男性が

意外にも背番号4番を背負っていた。

『へ～』

｢疑ってるんでしょ！
ユンギ先輩のプレー見たら
そんなこと言えなくなるよ！｣

…バレたか←

そんなに凄いのか、
4番のユン～なんとか先輩は。

そうは見えないけどな～

ジッと4番を見つめる。

｢あ！試合、始まるよ！｣

ピー、と鳴るベルの音と共に

試合が始まる。

すると同時に

私の心は彼に奪われた

ユンギ先輩…

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