【キ/ヨ】旦那様は実況者【実/況/者】

酔っ払い夫婦 ページ19

レトルトside





ああ、俺はなんてことしてしまったんやろう…





『レトはん、もっと飲みまひょう〜へへ//』





Aちゃんがこんなにもお酒に弱かったなんて！！





…確かに思い出してみれば、遊びに行った時も1人だけお酒飲んでなかった気がするし…





レト「もう飲んだらあかんて！キヨくんもう来るから待ってや？」





『無理ですっ！まだまだ飲み足りないわ〜ふふーん♪』





うああ…、あかん…なんやこの壊れよう





キヨくんに説教くらううう、





すると、キヨくんが来たのか玄関のドアがドンドン叩かれる





キヨ「レトさーーん！！」





レト「うるさいし、うるさい！！」





ちゃんとチャイム鳴らせよ！！





ドアの鍵を開けると、キヨくんはズカズカと人の家に勝手に入っていった





レト「はぁ……、」





もうこの事に慣れてしまっている自分が怖いな…





ーーーー





レト「そんじゃあ、気をつけて」





キヨ「ごめん、レトさん。迷惑かけたわ」





レト「いんや、元はと言えば俺が悪いから」





キヨ「それもそうだな」





レト「うん。もう帰れw」






キヨ「言われる前に帰るわ！！」





俺がドアの鍵を開けている間にAちゃんは寝てしまっていた





だからキヨくんが仕方なくおぶって連れて帰っている





俺はマンションの下まで見送ると、寒かったから早足で中に入った





レト「はぁー、やっぱ夜は寒いなぁ」





「ﾆｬｧ」





レト「ふふ」





今日も一緒に遊んでみて改めて思ったけど





Aちゃんは一般的に考えても美人さんやと思う





ほんっとにキヨくんには勿体ないくらい可愛い





レト「また遊びたいな…」





笑顔が特に可愛くて、少し目が細くなるところも素で笑っているような感じがして…





レト「俺の好きなタイプの女性やなあ」





やから、本当は酔っぱらせてやろうって思った。酔っぱらってる可愛いとこが見たいって思った





想像以上に弱かったんやけども…





なのにAちゃんはキヨくんキヨくん言ってた





本当にキヨくんのこととは好きなんやとは思ったけど、それと同時に





なぜか悔しいという気持ちがこみ上げてきた…





……この気持ち何なんやろ……、





「ﾆｬｧ」






ーーーー



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この気持ちなんなんでしょーねぇ((

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