【キ/ヨ】旦那様は実況者【実/況/者】

ただいま ページ18

キヨside





ｶﾞﾁｬ…





キヨ「ただいまーー」






無事に江ノ島から帰ってきた俺は、ソファーにどっと腰を下ろす





江ノ島は思ってた以上に楽しく、色んな物や色んな場所を見て回ることが出来た





そして、どうせ買ってこなかったら怒るだろうから、Aへのお土産も一応沢山買ってきた





で、





キヨ「その肝心なAがいねぇのか…？」






いつもは帰ってきたら、玄関前に待機してるか、他の部屋から飛び出してくるかなのに…





リビングを見渡すが、Aの姿が見当たらない





その後、寝室や実況部屋とか全部の部屋を確認したが、Aはいなかった





キヨ「…どこ行ってんだよ」





よくよく考えてみると、嫌なことばかりが頭の中に浮かぶ





もしかして、連れ去られた…？





キヨ「そんな…こと、ねぇよな…？」





単に友達の家に遊びに行ってるとか…





俺はチラッとリビングの時計を見る





もうすぐで12時回ろうとしていた





キヨ「こんな夜遅くまでいるもんか…？もしかして、本当に連れ去られたんじゃ…！」





ﾃﾃ､ﾃﾃﾃﾃｰﾝ♪





すると、丁度いいのか悪いのか…電話が鳴る





キヨ「レトさんからだ…」





こんな時間に…しかもレトさんからとか珍しいな、どうしたんだ？





レト[あ、えっとキヨくん！？]





何言ってんだコイツ





キヨ「俺以外の奴が出たらどうすんだよw」





レト[まーそうなんやけどさ…って、そうじゃなくて！！]





キヨ「何もねーなら切るぞ。俺今、Aを探して…」





レト[そう！！今俺ん家にAちゃんおるんよ！！]





キヨ「は？」





なんでレトさんなんかの家にいんだ？





とりあえず俺はAが無事だったことにホッと胸をなで下ろす





よかった……レトさんの家にいたのか…






キヨ[なんでレトさんなんかのとこにいるんだよ]





レト[なんかで悪かったな！っうわ、]





すると、揉めているのかそんな声が聞こえた





キヨ「なんだ、Aか？」





[んあーー！！キヨだぁ…へへ//]





キヨ「え？」





[キヨーー！！ねぇ、早く会いたいよぉお…ん]





聞こえてきたAの声は明らかに酔っ払っていた





キヨ「は、飲んでんの！？」





レト[ご、ごめんキヨくん…迎えきてー！]





Aはいつもは飲まないのに…





とりあえず、レトさん家に向かうか





キヨ[今から行くわ]





俺は電話を切り、すぐに家を出た

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