【キ/ヨ】旦那様は実況者【実/況/者】

辛いこと ページ29

Aside





最近、キヨくんの様子がおかしい





いや、おかしいのは元からなんだけど…





なんか、いつもと違う…警戒してるっていうか、なんだろう





言ったら、嫉妬…みたいな？？





…何に嫉妬してるのかは分からないけど





最近ちょっと不機嫌なときが増えた





『それじゃあ、行ってくる！』





キヨ「…おう」





ほら、今だってさ…テンションがダダ下がりだ





私は今から、レトさんと遊ぶ予定がある





キヨくんに散々反対されちゃったけど、レトさんもレトさんで譲らないし…





『す、すぐ帰ってくるから…！』





結局行くことになったんだけど





キヨ「……おう、」





う…、そんなしょんぼりしないでよ…！





壁に手を寄せて、寄りかかってるんだけど





無駄にカッコイイし、…目、合わせてくれないし、





行きづらいじゃん…、この可愛い奴め…！





『き、キヨくんも一緒に行きますか…？』





キヨ「いや、大丈夫だけど…急にどうした？」





キヨくんは壁から離れ、ポッケに手を突っ込みながらこっちに近づいてきた





彼の高身長のおかげで、私が覆いかぶさられているみたいになる





急にどうした？って、、




顔近いし…！//





こっちが聞きたいわ…！！





『か、かお…//』





後ろに1歩下がるが、すぐ後ろにはドアがある





キヨ「…顔がなに？」





すると、ニヤッと意地悪い顔をして、さらにグイッと近づいてくるキヨくん





この、クソドS！！





もうあと数ミリで唇がくっつきそうなぐら…いの




『っ…！？//』





すると、キヨくんは触れるだけのキスを私にした





キヨ「別に寂しくねーからな！」





そう言って、家の外に無理やり追い出された





ｶﾞﾁｬﾝｯ





……





『…えっ』





呆然として、その場に立ちすくむ私





なんだったんだ……、





今のツンデレはーーーーっ！！！





今すぐドア開けて抱きしめたいけど約束の時間まであまりない





仕方ないけど…





『…いってきます…、』





ーーーーーーーーーーー



キヨ(……レトさん許さねぇ)



レト「はっくしゅんっ！…、？」

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