【キ/ヨ】旦那様は実況者【実/況/者】

4対1 ページ25

キヨside





こーすけ「おい、狭いぞフジぃい…」





ヒラ「フジ狭いよー！」





フジ「ごめん行ったら俺はみ出るわ」





キヨ「…暑苦しいなおいっ！！」





…どうも、早く寝たいキヨです。





今、どういう状況か説明すると…





まず、晩飯を食べ、ゲームをして、酒を飲んで、奴らは酔っ払った





俺以外のメンバーは、酒強いわけじゃないからたくさん飲ませたらすぐに酔っ払った





俺？俺は、全く問題なし。





んで、Aがこのまま帰らせたら危ないから泊まらせてあげよう！と提案した





その時は別によかったけど、よくよく考えればさ…女1人じゃん？…、クソ迷惑じゃん？…あとこの路チュー野郎とかさ、色々危ない奴らじゃん？





だから俺は、「本当に大丈夫？」って目で訴えながら聞いたけど、純粋なあいつは「え、何か問題あった？…あ、布団？？」ってさ…





…いや、分かってくれよっ！！！？





てことで、布団3枚という狭い狭い中、4人で寝ることになった





キヨ「まじで暑苦しい…」





ちなみになんで俺はAと寝ないかと言うと、「せっかくだから一緒に寝なよ！」というあいつなりの気遣いなのか、いじめなのか…そのキラキラの目に負けてしまった…





フジ「キヨ、ソファー行ってよお」





キヨ「嫌だね、俺、腰弱いもん」





ヒラ「ジジィじゃねぇかよ！！」





ｶﾞﾗｯ…





すると、ヒラのツッコミを待ってたかのように、部屋のドアが開いた





引き戸になっている畳の部屋に光が差し込む





眩しい…、





キヨ「Aか、はよ閉めてくれー」





Aは俺の言うとおり、部屋に入って引き戸を閉めた





薄暗い中、俺は体を起こす






『…皆本当仲いいんだねぇ、へっへっ』





Aは俺たちを見下ろして満足そうに腕を組む





こーすけ「なんだその笑い方は！」





『ふふ、あ、それよりもさー明日の朝には、ちゃんとお風呂入ってよね！』





ヒラ「…わー、お風呂上がりだー」





入ってきたAは、タンクトップに短パンという風呂上がりの格好になっていた





『おう！お風呂入ってきたー』





なんなんだこいつは…、本当に無自覚か！？





そんな格好したら、





フジ「はやく撤退してください」





ほら、フジが顔を抑えながらも指の間から見るというアホなことしだしたぞ





キヨ「お前ー俺と寝たくてきたんだなーそうかそうか」





俺は強引にAを外に連れ出した

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