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だぁくんを呼んで戻る間も、不安で心臓がずっと変な音を立てていた。
あんなに体調が悪そうなAなんて、初めてだ。
ある訳ないのに、死んじゃったらどうしようって、そればっかり考えてた。
「森本さん、牧さん歩けそうでした？」
「っ、わかんない。多分無理だと思う」
「一応担架と…あ！」
立ち止まっただぁくんに振り返ると、丁度パフォーマンスを終えたSnowMan達が見えた。
「岩本さん！！あと目黒くんも！」
「お疲れ様です、どうしました？」
「すみません、牧さんが倒れてしまって。人手が必要なんです、手伝って頂けますか？」
「えっ、」
「手伝います」
目黒は一瞬フリーズしたけど、にいやんは力強く頷いた。
4人で戻ると、Aは北斗とジェシーに支えられながら床に座り込んでいて、こーちと樹はAの荷物を纏めたり私服を用意していた。
「お疲れ様です！牧さん、具合はどうですか？」
「ごめん、痛すぎて喋れないみたいで。脇腹と足首が多分折れてる。」
「一昨日帰った後、風呂場で転んだらしい。湿布とテーピングで誤魔化してたよ、こいつ」
北斗とこーちの報告で、目の前が真っ暗になった。
嘘、折れてたの？ずっと痛かったの？
いつも通りだったのに、それこそ朝に会った時だって気づかなかった。
久々に会えたのが嬉しくて、ハグもして。
「あ…」
最悪なことに気づいてしまい思わずジェシーに目を向けると、向こうも考えていることは同じみたいで、苦しそうに頷いた。
「俺、朝思いっきり抱きついちゃった…」
どうしよう、どうしよう。
ちょっと見えた足首は見たことがないくらい腫れ上がっていて、もしかしたら脇腹も…
「知らなかったんだから仕方ないだろ。その点は、こいつが悪いんだから」
いつの間にか隣に立っていたきょもが、乱暴に頭を撫でてくる。Aを見つめる目は怒ってるように見えて、でもやっぱり死ぬほど心配そうだ。
「後で、ちゃんと謝る」
「ん、そうしろ」
きょもの慰めにまた泣きそうになっていると、マネージャーが俺とジェシーとにいやんと目黒を呼んだ。
「担架で運びます、あまり揺らさないようにお願いします！」
「はい！」
「ほかのメンバーはスタジオへ。田中さん、情報伝達お願いしていいですか？」
「大丈夫、牧のことよろしく」
「はい、皆さんも頑張って」
俺らが抜けても、収録はそのまま進む。
残る4人に見送られて、ゆっくり担架を動かした。
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だっちゃ(プロフ) - ももたさん» 感想ありがとうございます！励みになります！ (9月25日 23時) (
レス) id: 69c0d47fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ももた - 奥平くんめっちゃよきでした！ありがとうございました😭😭 (9月25日 19時) (レス) @page45 id: b1598b450a (このIDを非表示/違反報告)
だっちゃ(プロフ) - ちーもさん» 了解です！リクエストありがとうございます😊 (9月25日 0時) (レス) @page45 id: 69c0d47fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ちーも - 主人公くんがメンバーにめっちゃ冷たくするドッキリ書いてほしいです！ (9月24日 23時) (レス) id: b1598b450a (このIDを非表示/違反報告)
だっちゃ(プロフ) - ももたさん» 奥平大兼くんですかね？まだまだ勉強不足なので、ちゃんと下調べして絡ませ方探してみます！！遅くなってしまうかもです、すみません😔 (9月18日 11時) (レス) @page38 id: 69c0d47fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だっちゃ | 作成日時：2023年8月28日 19時
