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kj「此れは蓮仁殿下、お初にお目に掛かります。
私、向井小路康達と申します。」

mm「初めまして。
  貴方が向井小路殿ですか。
  お噂は予々…頭脳と人脈、そしてお人柄、全て
  を兼ね備えたお方だと…
  お目に掛かれて光栄です。」

kj「殿下程のお方にその様な…恐れ多い…」

mm「こちらのお美しい方は、奥方様ですか?」

kj「はい、妻の大子です。」

sk「ご機嫌麗しゅう御座います、殿下…」

mm「ご機嫌よう。
お目に掛かれて光栄です。」


ab「ご機嫌麗しゅう御座います、殿下。」
 
mm「やぁ、向井小路君!
素晴らしいご両親ですね。」

ab「恐れ入ります。」



mm「…そうだ、真伊子殿。」

ru「はい…」

mm「…此れへ。」

侍従「はっ。」

mm「真伊子殿、誕生日おめでとう。
此方は私の両親から…」

ru「…まぁ…両殿下から…勿体のう御座います…」

mm 「二人共、まるで娘が出来たかの様にはしゃぎ
  ながら選んでいたのだ。
  遠慮無く受け取って下さい。」

ru「…はい…では、有難く頂戴致します。」

両殿下からの贈り物は、輝く様な真珠が豪華にあしらわれた髪飾りであった。

mm「是非、デビュタントの時に身に付けて欲しいと
の仰せでした。」

ru「…有難き幸せに御座います…」

mm「…そして、此れは私からの贈り物です。」

ru「……まぁ…此れ程沢山…」

侍従が恭しく差し出した物は、髪飾り、耳飾り、腕輪
、指輪等の装飾品であった。

mm「真伊子殿も大人の仲間入りをするのですから、
今から少しずつ集めると良いでしょう。」

ru「誠に有難う御座います。
  …しかし…殿下、此れは少しでは御座いませんわ
  (笑)…」

mm「…ははは!そうか?」


iw「殿下、此れ程迄我が娘に…有難う御座います。」

fk「誠に何と御礼を申し上げて良いやら…」

iw「両殿下にも宜しくお伝え下さい。」

mm「はい、申し伝えておきます。」


iw「殿下、どうぞ此方へお掛けになってお寛ぎ下さい
  。」

mm「有難う御座います。」

iw「康達も、大子さんも、亮平君も此方へ。」

kj sk ab「「「失礼致します。」」」

使用人「お飲み物をお持ちして!」

給仕「ははっ。」

使用人「直ぐにお食事も!」

給仕「畏まりました。」



こうして真伊子の誕生会の会食は、表面上は和やかに行われた。



 

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作者名:琥太 | 作成日時:2020年10月14日 10時

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