【HQ!!】ブサカワいいは褒め言葉

▼ ツンツンデレデレ ページ3

*




「ツッキーのモノマネします!!」

山口「おおｯ」




山口の協力を得てツッキーの
モノマネをすることになった。

ほんの出来心である。




「ちょっと、山口」

山口「どうしたの?」

「僕のショートケーキがないんだけど」

山口「チョコケーキならあるよ」

「僕はショートケーキしか受けつけないの!!」

山口「ごめんツッキー!!」




2人で顔を見合わせて
めっちゃ笑った。

もう止まんなかった。

ねえ、と声をかけられて
振り向くとツッキーがいた。




「おや、ツッキーじゃないか」

月島「なんなの ホントに、ウザい」

「ちょっと、私 先輩ｯ」

月島「うるさい」




ガチ睨みされたのでその場に
体育座りしてうずくまる。

ツンツン、と肩をつつかれた。




月島「そんなに落ち込まれると困るデショ」

「敬語 使ってほしいなー」

月島「さっさと立て このバカｯ」

「…」




嘘泣きしてたら山口が
心配そうに見てきた。

この子 天使、ギュッてしたい。




「山口よ、お願いがある」

山口「俺にできることならやります!!」

「ギュッてしたい」




欲望に逆らえず 山口に
お願いして手を広げる。

そこにツッキーが割り込んで
一瞬だけ私を抱き締めた。




「うわあああｯ!?」

月島「うっさい」




なぜかデコピンされて痛いし
すごいびっくりした。

ツッキーは小悪魔だった。




*

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