双子の赤２【SD】

落ち込み ページ7

初戦三浦台に無事に勝ち進んだ湘北だったが、花道は５ファウルで退場していた

そして続く四回の試合全てにおいて、活躍する間もなく５ファウルで退場し花道はかなり焦っていた

四試合目の帰り道...
夕日の沈みかけた道を歩く双子

｢だーっこのまんまじゃイカン！...行くしかない！｣

｢どこに？｣




｢こ...ここは.....｣

インターホンを鳴らし出てきたのは

｢新聞はいらん｣

赤木だった

｢なんだお前ら！？何しに来た桜...｣
名前を言い切る前に赤木の口を塞ぐ

｢た...退場にならないためにはどうすればいいか教えてくれ｣


必死になって説得する花道によく考えろと助言をし中へと入っていった


赤木家からの帰り道、学校の前を通り体育館へ向かってみるとボールとシューズの音が響いていた

戸を開くと中で練習をしていたのは流川だった


｢おい！！次の翔陽戦、オレは退場しねぇ！そしててめーより点をとる！！分かったかルカワ！！｣

｢ごめん！邪魔した！｣


｢……？｣
嵐のように過ぎ去っていった桜木兄妹に、流川は呆然としていた

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