コソコソ話 ページ6
｢どうだ仙道...お前らを苦しめた湘北は...？｣
｢あっあんたは海南の...牧さん｣
｢よう仙道｣
仙道と並ぶほどの大柄な男が仙道に声をかけたのだ
ん？...海南の牧？
｢どっひゃー！！せ、せせせセンドー！｣
｢ん？どうした？｣
仙道の袖を引っ張り、少し傾いた仙道の肩に手を当て耳元へまでびをして小さな声で話す
｢この人が神奈川ナンバーワンプレイヤーって言われてる牧紳一なの！？｣
｢ッ...うん、そうだよ｣
“牧紳一”
以前彩ちゃんから教えてもらった、全国常連の強豪、海南で一年からスタメンを取り、神奈川県内ナンバーワンプレイヤーとして活躍するとても有名な強い選手
確かにゴリのような迫力ある人だけど...
｢ええっあの、あの、カントクとかじゃなくって...？｣
｢んブハッ、あはははははは！｣
私のその言葉がそんなにも面白かったのか仙道はお腹をかかえて笑い、ついにはしゃがみこみ涙まで流した
｢ちょっと！なんでそんなに笑うの！｣
｢ごめん、ごめん笑でも面白くって...ぷっ、くく...｣
｢もーいい帰る｣
｢待て待て、ごめんね｣
仙道は帰ろうとした私の肩にかけていた保冷バッグの紐をつかみ引き戻した
目の前にいるのを完全に忘れていた牧さんが咳払いをした
｢ゴホン...｣
｢あぁ、スイマセン牧さん｣
｢いや...そっちの子は湘北の子のようだが…
付き合っているのか？仙道、なかなか可愛い子じゃないか｣
｢えへへ...ですよね、自慢の彼女です｣
｢はぁ？違うってば！付き合ってないでしょうが！｣
｢なんだ、違うのか？｣
｢まぁ、これからってところですかね｣
｢ほぉ〜｣
｢なんの話？｣
ニヤニヤと気味の悪い笑顔で意味のわからないことを話す二人に引いていると、この廊下にまで歓声が聞こえた
｢おっ湘北の逆襲が始まったかな？｣
｢ああぁっ！！いけない！ドリンク！｣
仙道に貰ったジュースの缶を仙道に押し付け、ベンチへと戻った
ーーー
大急ぎでコートへと戻っていく、赤い髪の少女を見つめていた男二人の片方が口を開いた
｢...脈ないんじゃないか？｣
｢はは、参ったな...
まぁ、だとしても諦めませんよ｣
仙道は缶に残っていたジュースを飲み干した
｢むしろ、尚更燃えます｣
牧はこんな男に目をつけられたから災難に...と、先程の目を引く少女に同情した
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シルビア★姉貴 - つときょさん» 分かりました…大丈夫ですよ…😊😊😌😌 (9月25日 7時) (
レス) id: e86143b1ee (このIDを非表示/違反報告)
つときょ(プロフ) - シルビア★姉貴さん» ありがたい提案なのですが、そういうのはトラブルの元になるためやらないようにしております。すみません、それでもとても嬉しかったです！ (9月25日 7時) (レス) id: 19d1a9862d (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - つときょさん» もし、良ければ…合作しませんか？？ (9月24日 16時) (レス) id: e86143b1ee (このIDを非表示/違反報告)
つときょ(プロフ) - シルビア★姉貴さん» コメントありがとうございます！面白いと思っていただけて嬉しいです！文才がある方では無いのですが、楽しんで貰えるように頑張ります！ (9月24日 15時) (レス) id: 19d1a9862d (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - つときょさん» 面白いです!!サイコーです!!😆😆😆😆 (9月23日 21時) (レス) @page18 id: e86143b1ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つときょ | 作成日時：2023年9月18日 21時
