気に入らねー ページ14
翔陽控え室から抜け出し、今度は迷わず湘北控え室へとたどり着いた
｢お、A遅かったじゃねぇか｣
｢ミッチー｣
丁度いいタイミングで帰ってきたらしく、今からアップのためにコートに入るらしい
三井と話しながらコートへはいる
コートの観客席には今までに見た事のないほどの人数がいた
｢うわ...こ、この中でプレイするの？大丈夫、ミッチー？｣
｢大丈夫だ！...多分｣
ウォーミングアップする選手たちにドリンクを渡し、それぞれに激励を送る
ドリンクを渡しに三井の元へと再び戻ると、三井が翔陽のチームを睨んでいた
｢ミッチー？どうしたの？｣
｢あいつ...あの6番...俺は全く記憶にねぇけど、あいつ俺と戦ったことあるらしい｣
｢へぇ！｣
｢あの野郎、今の俺は大したことねぇとか抜かしやがった｣
｢それは気に入らねー...だね｣
じんわりと長谷川を見つめながら呟く
｢おう.....ん？どうしたんだよA、お前まで睨んで｣
｢あのひと、私も気に入らねー！｣
｢な、何かされたのか！？？｣
大慌てでAの肩を掴みゆらす
｢名前が気に入らねぇ！読みにくい名前しやがって！｣
｢お、？おう...？｣
腕を組み少し顔を赤くしながら三井にキレる
｢...ミッチー見てこれ
これね、なんて読むかわかる？｣
Aに差し出された翔陽の選手名簿を見ると6番のところには“長谷川一志”と書かれてある
｢あん？あーハセガワカズシだろ｣
｢ミッチーの裏切り者！！｣
｢は？は？｣
Aは三井の胸をボカボカ叩きながら叫んだことによりチームメイトがワラワラ集まってきた
｢どうしたんだA！？｣
｢どうしたA！三井さんに襲われでもしたか！？｣
｢三井…見損なったよ……｣
一目散に駆けつけてきた花道と宮城がAを心配する
それに便乗した小暮までもが三井に軽蔑の目を向ける
｢おい！なんで俺がなにかした前提なんだ！｣
｢ミッチーの前歯全部試合中に取れちゃえ！フンｯ｣
裏切られたAはなんの弁明もせず、三井に背を向け彩子の元へ走って飛びついた
｢あーあ三井さんAを怒らせた｣
｢え？俺が悪いのか！？｣
何が裏切り者なのかも説明されていない三井は、疑問の残ったまま試合へと向かった
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シルビア★姉貴 - つときょさん» 分かりました…大丈夫ですよ…😊😊😌😌 (9月25日 7時) (
レス) id: e86143b1ee (このIDを非表示/違反報告)
つときょ(プロフ) - シルビア★姉貴さん» ありがたい提案なのですが、そういうのはトラブルの元になるためやらないようにしております。すみません、それでもとても嬉しかったです！ (9月25日 7時) (レス) id: 19d1a9862d (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - つときょさん» もし、良ければ…合作しませんか？？ (9月24日 16時) (レス) id: e86143b1ee (このIDを非表示/違反報告)
つときょ(プロフ) - シルビア★姉貴さん» コメントありがとうございます！面白いと思っていただけて嬉しいです！文才がある方では無いのですが、楽しんで貰えるように頑張ります！ (9月24日 15時) (レス) id: 19d1a9862d (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - つときょさん» 面白いです!!サイコーです!!😆😆😆😆 (9月23日 21時) (レス) @page18 id: e86143b1ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つときょ | 作成日時：2023年9月18日 21時
