読めん ページ13
｢それで、永野さんの次におっきいのが...｣
どこかのニガテなあの人を彷彿とさせる、つんつん頭の細い目をした男を見た
｢そちらの“ながたにがわ”さんですね！｣
｢｢｢？？｣｣｣
｢ごめん、もう一回言ってくれるか？｣
シーンと静まり返った控え室で口を開いたのは藤真だった
｢えっ、ながたにがわさん...ですよね？あれ！？ながたに“かわ”？なのかな？うそ、資料間違ってる！？｣
｢｢わはははははは！！！｣｣
｢えっ？？｣
もう一度名前を繰り返した途端、控え室内に笑いの嵐が起きた
｢ちょ、ちょっと待て、ひーっ、ぶっくく...もっかい言って笑笑｣
笑いを堪えながら何度も聞き返す藤真に大声で答えた
｢ながたにがわ！！｣
｢ぎゃはははは！！！一志、お前いつから“ながたにがわ“になったんだよ！！！笑｣
爽やかなその見た目に反して以外と男らしく、おもちゃの猿のように手を叩き大笑いする藤真
そして、当の本人、Aにながたにがわと呼ばれている男は...
しゃがみこみうずくまって笑いをこらえていた
集団で叩かれたことに立ち直り、一緒に大笑いしていた高野が困惑するAに話しかける
｢Aちゃんだっけ？紙見せて笑｣
｢は、はいどうぞ｣
｢これな、長谷川って書いて、“ハセガワ”って読むんだわ｣
｢は、ハセガワ？｣
｢｢そうそう｣｣
高野の言葉を復唱し周りを見ると深く頷くメンバー
そしてAはもう一度よく紙を見た
｢ガワ以外どこも掠ってないじゃない！！｣
悲鳴をあげるように切れるAに控え室にいる人達は、また大笑いを始めた
｢信じられない！苗字がキラキラネームなんですか？？｣
｢いや、普通にそう読むんだけど...ふっふふ、それ、小学生ぶりに言われたんだけど笑｣
絶望したように長谷川を見れば、未だに笑いを押えられていない様子
｢んなっ！小学生と同じにしないでください！
もう私帰ります！そろそろ時間だろうし！
あっ！これ、差し入れです！終わった後にでも食べて下さい！保冷バッグだけ返してもらえればいいので！｣
Aはこいつら完全にダメだと判断し一息で言い切って控え室から出ていった
もちろんAが出ていったあとも、翔陽の控え室では笑いが収まらなかったらしい
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シルビア★姉貴 - つときょさん» 分かりました…大丈夫ですよ…😊😊😌😌 (9月25日 7時) (
レス) id: e86143b1ee (このIDを非表示/違反報告)
つときょ(プロフ) - シルビア★姉貴さん» ありがたい提案なのですが、そういうのはトラブルの元になるためやらないようにしております。すみません、それでもとても嬉しかったです！ (9月25日 7時) (レス) id: 19d1a9862d (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - つときょさん» もし、良ければ…合作しませんか？？ (9月24日 16時) (レス) id: e86143b1ee (このIDを非表示/違反報告)
つときょ(プロフ) - シルビア★姉貴さん» コメントありがとうございます！面白いと思っていただけて嬉しいです！文才がある方では無いのですが、楽しんで貰えるように頑張ります！ (9月24日 15時) (レス) id: 19d1a9862d (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - つときょさん» 面白いです!!サイコーです!!😆😆😆😆 (9月23日 21時) (レス) @page18 id: e86143b1ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つときょ | 作成日時：2023年9月18日 21時
