延長戦 ページ1
花道、A、水戸、大楠、高宮、野間
それぞれが別々の男どもと喧嘩を始めた
｢A、無理すんなよ｣
｢しねぇ｣
｢うす...｣
水戸が声をかけるもその気迫に気圧される
Aの前に立ちはだかっていたのは、先程彩子に手を挙げた男だった
｢私アンタが一番気に入らない、アンタが手を上げたのは！私にとって初めてできたおねーちゃんのような存在の人なの！アンタみたいなクズが触れてもいいような人じゃねぇんだよ！！｣
Aの様子をハラハラと見ていた彩子が口を押え、頬を染める
Aは自身に向かって走ってきた男の懐にサッと入り、襟をつかみ背負い投げた
｢がっ...｣
そしてその男の急所に足を当てた
｢お前みてぇな女を舐め腐ってるような野郎は一生女なんかつくんじゃねぇ！！｣
｢ぐぁぁぁぁぁ！！｣
グリグリと踏み潰そうとしているのをとめたのは彩子だった
｢その辺でやめておきなさい｣
｢ッ……彩ちゃん｣
｢アンタがそんな汚いものに触れる必要ないのよ、それにこういうのは一気にやらなきゃ相手が喜ぶだけよ｣
そういった彩子はフンと男の急所にかかとを振り下ろした
｢や、やめてくれ……うあぁ！……ングッ...｣
小さく声を上げた男は泡を吹いて気絶した
｢彩ちゃん……｣
｢ありがとうA、私もあんたのこと妹のように思ってるわ！｣
｢えへへっ！｣
彩子は涙を流しながらAのことを引き寄せ、抱き締めた
その二人の足元には泡を吹いた男が倒れている
近くで様子を見ていた周りの部員たちは、自身の急所のことを思い浮かべ顔を青くしていたという……
大楠も、野間も高宮も相手を倒し、残るは花道と水戸の相手、鉄男と三井だった
花道は何度も殴られついに見切ったと言った
その後、鉄男の攻撃は一撃も聞かず全てかわされ
｢8発……8発だぞ｣
シオ、カク、ルカワ、リョータそして三井に突き飛ばされたAの分、自分の分、ボールとモップ……
一つ一つ名前を上げながら殴っていった
そしてついに鉄男は敗れ気絶してしまった
三井は何度水戸に殴られてもバスケ部と関わらないと一言も言おうとしなかった
三井を殴り続ける水戸を止めたのは木暮だった
三井は木暮を殴り飛ばしたがそれでも木暮は引かなかった
｢大人になれよ...三井...！！｣
｢えっ……｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 243人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シルビア★姉貴 - つときょさん» 分かりました…大丈夫ですよ…😊😊😌😌 (9月25日 7時) (
レス) id: e86143b1ee (このIDを非表示/違反報告)
つときょ(プロフ) - シルビア★姉貴さん» ありがたい提案なのですが、そういうのはトラブルの元になるためやらないようにしております。すみません、それでもとても嬉しかったです！ (9月25日 7時) (レス) id: 19d1a9862d (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - つときょさん» もし、良ければ…合作しませんか？？ (9月24日 16時) (レス) id: e86143b1ee (このIDを非表示/違反報告)
つときょ(プロフ) - シルビア★姉貴さん» コメントありがとうございます！面白いと思っていただけて嬉しいです！文才がある方では無いのですが、楽しんで貰えるように頑張ります！ (9月24日 15時) (レス) id: 19d1a9862d (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - つときょさん» 面白いです!!サイコーです!!😆😆😆😆 (9月23日 21時) (レス) @page18 id: e86143b1ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：つときょ | 作成日時：2023年9月18日 21時
