天才のつらさ〜黒子のバスケ〜3

誠凛 ページ3

誠凛控室


………



ダブルスコアで負けてしまった誠凛の控室には重たい空気が流れていた


日向
「………………………」



伊月
「……………………………」



１年
「「「……………………………」」」



そんな沈黙を破ったのは……



リコ
「…………みんな！聞いて欲しいことがあるの！

…………その、今回はみんなだけじゃなくて、私の判断ミスも敗因の一つだわ…

本当に力不足でごめんなさい…」



日向
「………いや、いーんじゃねーの？」




リコ
「……え？」



伊月
「監督は監督の仕事をした…俺らがダメだっただけだ」


日向
「俺らはまだ諦めたわけじゃねー！次に向けて練習！」


水戸部
「……(ｺｸｺｸ」



小金井
「ほら、水戸部も練習頑張るってさ」



リコ
「みんな……」



リコは泣きながら言った





リコ
「………っ………うん！よーーーし！練習メニューをもう一回作り直すわ！もっと全力で走りきれるように！」
　


１年
(((これでよかったんだろうけど……)))



火神
(練習メニュー増えるよな………)




黒子
(倒れる気がします………)

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