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「死んだ?諸伏さんが?」

「はい」

「………でもそこに居ますよね」

「何処ですか?」

「揶揄うのやめて貰って良いですか?」



降谷さんから呼び出されて喫茶店に行けば、降谷さんの隣には諸伏さんが居て、死んだと伝えられてドキッとした。もしかして幽霊?私って視える人だったんだとか色々考えたけど、肩を震わせて笑ってる幽霊(仮)が居たので悪い嘘だと気付くことが出来た。

それと伊達さんから降谷さんのことを聞いたと恐る恐る言うと、「……そうか」と何だか不穏な様子だが取り敢えずセーフ。私の心臓は動いているようで安心する。



「組織内での話だから、誤解しないで。」

「つまり組織にバレたから死を偽装したと。」



こうして降谷さんに諸伏さんと繋げられて、偶然の再会に任せるとか何とか言っていた過去の私が恥ずかしくて死にたくなった。

というか死を偽装しているなら、こうやって呑気にお茶してる場合ではないのでは?日本に居ること自体危ういことでは?

焦る私と対照的に諸伏さんは穏やかな表情で「そうそう、食事の件なんだけど」と言い出し始める。



「え、大丈夫なんですか?狙われたり、」

「その件については此方で対処している。此奴は「緑川 唯」と偽名を使うことになった。」

「え、あ、はい」



色々な情報が頭に入ってきて混乱しているが、取り敢えずは「諸伏さん」と呼ばないようにしなければならないことを努力しよう。緑川さん、緑川唯さんね、てかそんな会うこともないだろうし、記憶から消してしまっても構わないだろうか?

「暇な日見つかった?」

あ、食事するんだった。記憶よ甦れ。



「じゃあ来月の14日ね。」

「嫌いなものは?」

「特にはないです」

「じゃあ場所は予約しておく。赤井にも伝えておけ」



正体がバレてから崩した言葉遣いに荒い人使い、私って降谷さんの部下だっけ?と思う程だ。それと私が赤井さんの正体を知っていることを見透かされていて怖い。

赤井さんに、『食事の日程、来月の14日になりました。空けておいてください。』とメールをする。
今度はすぐに返信が来ることはなかった。

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Hiyo(プロフ) - 腐腐腐さん» ありがとうございます!運命感じさせました^._.^ (2022年6月22日 5時) (レス) id: 5712aeba53 (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - めっさ好きです!この作品に運命(?)を感じました笑続き楽しみに待ってます! (2022年6月20日 21時) (レス) @page36 id: c7cac8184e (このIDを非表示/違反報告)
Hiyo(プロフ) - 雪見大福さん» ありがとうございます〜!励みになります( ;​; ) (2022年5月15日 2時) (レス) id: 5712aeba53 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - めっちゃ好きです!更新応援してます。、これからも無理せず頑張ってください (2022年5月13日 0時) (レス) @page16 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
Hiyo(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!頑張ります^._.^ (2022年4月30日 15時) (レス) id: 5712aeba53 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Hiyo | 作成日時:2022年4月27日 16時

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