27 ページ27
ヘチャンくんは急に立ち上がり
引っ張られるように私も立ち上がる
HC「空き教室行こう」
「ロンジュン！俺、体調悪いから保健室行く」
RJ「は？」
ロンジュンくんの怒りの声も無視して私の手を引く
HC「Aちゃんも体調悪いって」
ヘチャンくんと私が隣にいるのを見た瞬間「今回だけだからな…」と言って手で追い払うようにしながら、先生に見つからない様にさっさと行けと言ってくれた
二人で先生に見つからない様に使われていない空き教室に潜り込んだ
教室に入ったあと、二人で顔を見合わせて笑い合った
夏の日差しが教室に入り込む
その光に照らされながら笑うヘチャンくんはとても眩しかった
HC「話したくないかもしれないけど、Aちゃんの口から聞きたい。今までのこと」
そう言って私の手を握ったまま私と隣り合う様に席に座る
「一年生の前期まではユンジと仲良かったのは本当。夏休み明けから突然無視される様になって…そこから私が他の友達を作ろうとしてもユンジが嘘の噂流したりしたり邪魔してきたり…」
HC「うん」
「二年生でも私が友達を作ろうとすると邪魔してきた。私を今まで無視してきたのに今更仲直りするなんて、わたしにはできない」
「今だって、ヘチャンくんと私が付き合ってるのが面白くないから邪魔しに来たんだと思って最初から嫌な態度を取ったの」
HC「そっか、話してくれてありがと」
そう言ってヘチャンくんは、気づけなくてごめんねと謝ってくれた。
「中々言い出せなかったの…ヘチャンくんにこんな事言ったら嫌われそうで、怖くて」
HC「ごめん、俺Aちゃんが嫌そうな顔してるの見といて無神経なこと言って」
「もう、謝らないで…今話を聞いてもらえてホッとした」
HC「ユンジちゃんとは今後関わらないようにする。連絡先も今消す」
そう言って目の前で電話番号を拒否して、連絡先も消して見せてくれた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 696人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
えむ(プロフ) - み！さん» コメントありがとうございます♡嬉しいお言葉ありがとうございます！！引き続き楽しんで頂けるよう頑張ります☺️ (2022年2月27日 23時) (
レス) id: b3f0bce012 (このIDを非表示/違反報告)
み！(プロフ) - ストーリーがとても好きで、何度も読み返しています😭❣️更新楽しみにしています😌😌❣️ (2022年2月27日 1時) (レス) @page14 id: ef344ed631 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えむ
| 作成日時：2022年2月23日 23時
