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怒ろうと思ってヘチャンくんの顔を見たら、楽しそうに笑ってるから何も怒れなかった
HC「じゃあね。また明日」
そう言って私の頭をサラリと撫でて行った。
ヘチャンくんって本当にずるい。
私が家の前で立ったままでいると
HC「何してんの？早くおうち入って！俺が見とくから！！」
と離れたところから大声で話してきた。ヘチャンくんの声よく通るからご近所さんに聞こえてるよ…
恥ずかしくなってヘチャンくんに手を振って急いで家に入った
暫く玄関で立ち止まって浮かれていたらヘチャンくんからメッセージが届いて更にニヤニヤが止まらない
彼氏がいるってこんなに幸せなんだね、ヘチャンくん。
翌日からヘチャンくんは以前の様に昼休みに私の隣の席に座って
最近あった面白いことだとか、さっきの授業で寝て起きたら先生が自分の席の前に立ってたとかなんでもない話をして笑い合う
たまに一緒に帰ろうと誘われて一緒に帰ったりしてヘチャンくんに送ってもらったり、ヘチャンくんの家の最寄り駅のガイドもしてもらったりした。
テスト前は図書館で一緒に勉強したりしたけど、ヘチャンくんが質問ばかりしてくるので、うるさいと追い出されてしまったこともあった。
ある昼休み
HC「前から思ってたんだけどAちゃん前髪邪魔じゃない？」
ヘチャンくんが私の前髪を持って横に流す
HC「横に流してんのも可愛いけど、やっぱりAちゃんの目が見える方が好き」
「あまり気にしてなかったけど、前髪伸びたかも」
HC「俺が切ろうか？」
「いやいや、それは怖い。変な前髪にされそう」
HC「俺器用だよ」
「器用かもしれないけど怖いから自分で切る！」
と宣言したにも関わらず、帰宅後自分で切って失敗してしまった。
眉毛の位置まで短くなってしまい
恥ずかしくて今日は短い前髪をピンで止めて来た
朝、朝礼のチャイムと同時にヘチャンくんはやってきて私に「Aちゃんおはよう！」とあいさつをしてくれた
私は、切りすぎた前髪に気づかれないように、顔を見ないように返事をした。
するとヘチャンくんから顔をぐいっと上に上げられてばっちり目が合う
ニヤリと笑った後ヘチャンくんは「かわいー」と言って自分の席に戻った
恥ずかしすぎて机に伏せていたらスマホが震えた
「後でピン外して見せて」とヘチャンくんからメッセージが来た
ヘチャンくんの座席の方を見れば、ウィンクされて思わず笑ってしまう
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えむ(プロフ) - み！さん» コメントありがとうございます♡嬉しいお言葉ありがとうございます！！引き続き楽しんで頂けるよう頑張ります☺️ (2022年2月27日 23時) (
レス) id: b3f0bce012 (このIDを非表示/違反報告)
み！(プロフ) - ストーリーがとても好きで、何度も読み返しています😭❣️更新楽しみにしています😌😌❣️ (2022年2月27日 1時) (レス) @page14 id: ef344ed631 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむ
| 作成日時：2022年2月23日 23時
