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HC「隣駅なのに全然来たことないからわかんね。Aちゃんこの街の案内してくれない？」
「うん、また今度」
HC「今日してくれないの？」
「次の約束したらまたここに来てくれるでしょ！」
HC「いつでも迎えに行くし送るよ」
「それは贅沢すぎる」
HC「俺がしたいからやるんだよ」
「今度私もヘチャンくんのご近所案内してね」
HC「大したものないけどね」
「ここもそんなに無いよ。あっ！ここのカフェお気に入りでよく行ってるの」
HC「日当たりいいし涼しくなったらテラスで飲むのも良さそう」
「ヘチャンくんは甘いもの好き？」
HC「すご〜く好き。カフェに行ったらケーキもよく食べるしコーヒーよりか甘い飲み物派」
「そっか、じゃあ今度学校が早く終わったらここでケーキ一緒に食べたいな」
HC「うん」
そうして家のまでの道を軽くガイドしながら歩いて、とうとう家に着いてしまった
「ここ。じゃあ、また明日ね」
また明日と言えることが嬉しくて少し照れながら言う
HC「待って、Aちゃん。スマホ出して。番号とID教えて」
「あ、うん」
スマホを出してIDを表示して番号も交換する
HC「うん、さんきゅ」
また明日学校で会えるのに、別れがたいな
HC「連絡するから、じゃあまたね」
繋いでた手が離れる
「あ…」
HC「何」
「ううん、じゃあね」
手を振る私に
ヘチャンくんは真顔のまま近づいてくるので少し身構える
HC「遠慮しないでなんでも言っていいんだよ」
そう言って私を抱きしめる
耳元でヘチャンくんの甘い声が聞こえて体がびくっと反応する
「うん…ヘチャンくんと離れがたいな…って思ってた」
HC「うん」
抱きしめたまま私の背中をぽんぽんと叩く
「幸せで…夢みたいで…」
HC「俺の方こそ夢みたい…」
「嘘」
HC「ほんと、手繋いで歩くのも緊張してた」
「ふふっ全然そんなふうに見えなかった」
HC「まあ、俺ってクールだから？」
いつもの様明るく笑うヘチャンくん
「え？初耳なんだけど」
HC「もう！ノリの悪い子にはチューしちゃう！」
とほっぺにむにっと唇を押しつけられた
「もう〜！！」
いきなりのことで驚いて反応できない
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えむ(プロフ) - み！さん» コメントありがとうございます♡嬉しいお言葉ありがとうございます！！引き続き楽しんで頂けるよう頑張ります☺️ (2022年2月27日 23時) (
レス) id: b3f0bce012 (このIDを非表示/違反報告)
み！(プロフ) - ストーリーがとても好きで、何度も読み返しています😭❣️更新楽しみにしています😌😌❣️ (2022年2月27日 1時) (レス) @page14 id: ef344ed631 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：えむ
| 作成日時：2022年2月23日 23時
