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スーツの男のことを忘れてのほほんと微睡んでいた私達がいる部屋にコックリさんと奴が来た。
そして、奴は頼んでもいないのに胸に手を当てて自己紹介を始めた。
その際、私とこひなは真っ先にコックリさんを盾にしました。
「申し遅れました、私は狗神と申します。犬の霊です。どうぞ、お見知りおきを」
続けて奴はぺこりと綺麗に頭を下げて続けた。
「この度はA様とこひな様憑きの狗神としてこちらにお世話になりたく参上いたしました」
私は奴にひとつ疑問を投げ掛けた。
「どうやって家に入ったの」
コックリさんもこひなもそれに頭を縦に振りながら奴に視線を向ける。
男は頭を上げて平然と言った。
「裏口からピッキングで入りました。ディンプル鍵など敵ではない」
ほんとこいつもコックリさんも何なの。
こひなが私の心情を察したように首を傾けた。
「物の怪に空き巣テクが流行っているのですか？」
それはそれでお姉ちゃんダメだと思うな。
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キース - 面白いです！更新頑張ってください！ (2016年8月2日 23時) (
レス) id: b1702cbaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - とても面白いです！違う作品でも、頑張ってください！ (2016年1月4日 15時) (レス) id: d3c3756fcc (このIDを非表示/違反報告)
威亜(プロフ) - 面白いです (2015年9月3日 0時) (レス) id: 201d9303c7 (このIDを非表示/違反報告)
逆巻テディ - 面白いです♪私は夢主ちゃんの学校生活についてめっちゃ読みたいです(^^♪ (2015年8月9日 21時) (レス) id: 3dd5edf683 (このIDを非表示/違反報告)
てふてふ - 龍さん» ご指摘ありがとうございます！直ちに手直し入れさせて頂きます！！ (2015年8月6日 23時) (レス) id: d89bc8a970 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てふてふ | 作成日時：2014年10月13日 3時
