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ある日、こひなが意味不な自問自答をしているのを見付けた。
「市松はいらない人間ですか？生ゴミですか？YESYES」
最近気がつけばこんな事ばかりだ。
暫く遠目から見ていれば、コックリさんがこひなに近寄って何やら話し始めた。
私はそれに一旦安堵して風呂場へと向かう。
そして、風呂掃除を終えてこひなたちのいる部屋に入って固まった。
「人形はいじめに動じません」
「やっぱいじめられてるのか！？」
「こひな、詳しく」
いじめの言葉にすたっとこひなの前に座った私を見て二人は驚くけど敢えてスルー。
こひなは私とコックリさんを目の前に手を左右に振る。
「いえ、皆さんとても親切です。最近はいつも市松の机に花を飾ってくれるのです」
「は？何それ教師何してんの？」
「そっか良かった安心したぞ……いや、いじめだろソレ！！」
私は立ち上がりコックリさんの綺麗なツッコミ。
「いいノリ突っ込みです」
こひなの声に、コックリさんが声を上げた。
「明日から俺も学校へ行く！」
その言葉を確認した私はこひなの前に膝をついて彼女の肩に手を添えて顔を覗き込む。
「こひな、連れて行きな」
「……迷惑です」
なんと言われようが私は押す。
「却下。連れて行け」
すると、コックリさんがこひなに抱き着いた。
「何故だ！？Aからの許しも出てるし俺が側でいじめから守ってやるぞ！編入して色々助けてやるぞ！！」
私はこの時こひなの頭に浮かんだ想像を見て、やはり同行はやめさせようか迷った。
けれど、欲望を叶えるためにこひながオーケーを出した後に着替えたコックリさんを見て溜息を吐く。
サラサラな髪の毛を三つ編みにして、着るのは学ラン。
「似合うか？」
こひなは一気に真剣な声で言った。
「アウトです」
それからこひなはカップラーメンに釣られて明日コックリさんと学校へ行くことへ。
ここで私は思った。
──明日日曜で学校休みじゃね？と。
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キース - 面白いです！更新頑張ってください！ (2016年8月2日 23時) (
レス) id: b1702cbaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - とても面白いです！違う作品でも、頑張ってください！ (2016年1月4日 15時) (レス) id: d3c3756fcc (このIDを非表示/違反報告)
威亜(プロフ) - 面白いです (2015年9月3日 0時) (レス) id: 201d9303c7 (このIDを非表示/違反報告)
逆巻テディ - 面白いです♪私は夢主ちゃんの学校生活についてめっちゃ読みたいです(^^♪ (2015年8月9日 21時) (レス) id: 3dd5edf683 (このIDを非表示/違反報告)
てふてふ - 龍さん» ご指摘ありがとうございます！直ちに手直し入れさせて頂きます！！ (2015年8月6日 23時) (レス) id: d89bc8a970 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てふてふ | 作成日時：2014年10月13日 3時
