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コックリさんが何かを聞けとの事なので、私達は次の試験の解答を求めた。
しかし、返ってきたのは怒号。
「チートすんな」
私もこひなも大きく溜め息を吐いた。
「はぁ、使えない……」
「アレも駄目コレも駄目で役に立ちませんね」
「質問が悪い！」
カッと目を見開かれたのでここは引いておく。
そして、いくつか聞いた中で答えてくれる気になったのは天気予報。
けれど、奴はググろうとした。
「ググるのですか？」
「何してんのお前？」
コックリさんは真っ青になりながらこちらを振り返った。
「……A、こひな。なんか何もしてないのに壊れた？」
手の中には画面にはヒビが入り変な音を立てるパソコン。
私は二つを指さした。
「はい、弁償ね」
こひなも呆れている。
「ここまで使えないとは」
しょんぼりと目の前でしゃがみこんで顔を覆うコックリさん。
「うぅ……こんなはずでは」
いつかの朝から夜までのブツブツ攻撃を思い出した。
私はそっとコックリさんの肩に手を乗せてこひなをコックリさんの前に配置する。
「まあ、良くも悪くも人には向き不向きもあるよ。気を落とすな」
ぱっと顔を輝かせたコックリさんと目が合った。
すると、こひなが口元に手を持っていき笑う。
「コックリさん(笑)」
「こひなあんた……」
こひなの頭をていっと叩く。
「痛いのです」
「あんたあん時の悲劇を繰り返したいの？」
ブンブンと首を左右に振ったこひな。
「……なんなのお前ら。せめて俺がいないときに言えよ」
二人に挟まれながらコックリさんはポソリとそう呟いて涙を流した。
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キース - 面白いです！更新頑張ってください！ (2016年8月2日 23時) (
レス) id: b1702cbaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ - とても面白いです！違う作品でも、頑張ってください！ (2016年1月4日 15時) (レス) id: d3c3756fcc (このIDを非表示/違反報告)
威亜(プロフ) - 面白いです (2015年9月3日 0時) (レス) id: 201d9303c7 (このIDを非表示/違反報告)
逆巻テディ - 面白いです♪私は夢主ちゃんの学校生活についてめっちゃ読みたいです(^^♪ (2015年8月9日 21時) (レス) id: 3dd5edf683 (このIDを非表示/違反報告)
てふてふ - 龍さん» ご指摘ありがとうございます！直ちに手直し入れさせて頂きます！！ (2015年8月6日 23時) (レス) id: d89bc8a970 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てふてふ | 作成日時：2014年10月13日 3時
