めんどくさい彼女 (ページ7)

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ソナが隣で爆笑してる

さっきの自己紹介が相当ツボらしい

あの後セフンくんに「ヨリヒョンの彼女かー」って言われたけど
今度はパクチャニョルが否定した

「俺に付きまとってくるストーカーみたいなやつ」

なかなか手厳しいお言葉

「そう。私が勝手に想いを馳せてるだけ。ただの片想いです」

「それ、自分で言って辛くないですか？」

「まったく」

セフンくんにも変な人って言われた

ダンス部は3年のミンソク先輩とルハン先輩
ジュンミョン先輩にレイ先輩それからクリス先輩

2年がパクチャニョルにベッキョンにジョンデ
今日はまだ来てないけどギョンスくんという人

1年がキムジョンインとセフンくんとスナイパーみたいな目をしてると噂のタオくん

スナイパーみたいなタオくんとやらにはいつ会えるのだろうか
少し楽しみだ

あ、そうだ
セフンくんの登場ですっかり帰りそびれてしまった

慌ててカバンを背負い
キムジョンインにごめんねと一言謝ってソナを連れて出て行こうとしたのだけれど

キムジョンインに左腕を掴まれて動けない

「あの、何か？」

目を泳がせるキムジョンイン

「…邪魔、ではないです」

私の予想を覆すような一言に固まっていると

嫌々私に連れて行かれそうになったソナが
「邪魔じゃないってよ。私見てく」
と、そそくさと踵を返して行ってしまった

「えっと、、、」

言葉を返せずにいると

「あ、ごめんなさい」

パッと掴まれていた左腕が解放された

「邪魔じゃないですから…」

再びそう言うとキムジョンインはセフンくんの元へ戻っていった

一瞬パクチャニョルと目が合った気がしたけど
私を見ているはずかない
気のせいだと思って私はそのまま部室を後にした