２２…CY ページ22
タオがAと友達なのはわかった
それは一旦置いておこう
ジョンインくん
ところで君今何て言ったんだい？
お兄さんにわかるように詳しく説明してもらおうか
Aは結局タオのダンスを見ることなく帰ってしまった
ジョンインがあんなこと言うからじゃないの！？
でも、そんな風に言えるのが羨ましくて羨ましくてたまらないのは本当
そんなアピールすら出来ない俺の辛さを知ってか知らずかジョンインが近づいてきて言ったのは
いわゆる宣戦布告ってやつ
「Aさんがヨリヒョンの事好きなのは知ってる。でも、俺遠慮しない。絶対に俺の事好きにさせてみせますから」
とうとう俺がここ最近一番悩んでた
"ジョンインはAの事が好きなのでは？"
という疑問が本人の口から明かされたことにより
悩み解消！
なわけないでしょ！
ジョンインの背中を見送ることしか今の俺にはできない
ボーッと突っ立ってたらベクに肩をグーパンチされた
かなりの力で
痛いよベッキョン…
「いいのか？お前」
「へ？」
「へ？じゃねーよ。ジョンインにあんなこと言われてこのままでいいのかって聞いてんだよ」
「…俺、ジョンイン相手じゃはっきり言って勝てる自信ないし…」
「まぁなぁ、いくらお前がモテモテ街道まっしぐらだとしても、ジョンインが相手じゃなぁ」
ベクは俺を励ましたいのか、落としたいのかどっちなんですか
「でもさ、Aが好きなのお前じゃん」
…そうだね、そうだよね、俺に分があるんだよね！
「まぁ今は、だけどな」
だよね…そのうちジョンインに気持ちが移ってもおかしくないよね…
「お前男だろ？いい加減ウジウジすんのやめろよ。お前が素直になればいいだけの話だろうが」
素直に好きって言ったところで、Aは付き合ってくれないんだよね？
それって俺だから付き合いたくないってこと？
今まで散々好きでもない女と付き合って、遊んでるって思われても仕方ない行動とってたからかな…
でもね、俺、Aのことはちゃんと好きなんだ
「なぁベク、俺ってチャラいかな？」
「うん」
え、フリでもいいからちょっとは悩んでくれても良くない？
間髪入れずに"うん"って言ったけど
「あの、Aも、そう思ってるから俺なんかとは付き合いたくないのか…な？」
「なるほど、納得する答えだな」
「え、フォローしてくれないの」
「ってゆーか知らねーし。直接聞けよ」
それが一番手っ取り早いけど
その勇気は、まだない
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くいーん - こういう系の話、大好きです！！更新がんばって下さい、楽しみにしています＼(^^)／ (2015年5月17日 8時) (
レス) id: 3b0276d65d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫
| 作成日時：2015年5月14日 18時
