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高校1年
同じクラスになった
人気者のパクチャニョルの周りには
いつもたくさんの人が群がっていて
私は最初それを鬱陶しく思っていた
でもだんだん
パクチャニョルを目で追うようになった
キラキラ輝くその瞳に映りたかった
私にも笑いかけて欲しくなった
気づけば好きになっていた
パクチャニョルは優しい
ある日担任に
うず高く積まれた大量のプリントを
教室まで持って行ってくれと頼まれた
たまたま職員室に用があって
その場にいたのが運の尽き
なぜ私が、とぶつぶつ文句を言いながら
重いプリントの山を運んでいたんだけど
向こうから走ってきた名前も知らない男子生徒にぶつかった
あろうことか謝りもせず男子生徒はそのまま走り去ってしまった
プリントは無残にも散らばって
静かなひんやりとした廊下の真ん中で
ひとり黙々と拾い集めていた
すると突然
「大丈夫か？」
と声がして
顔を上げるとパクチャニョルが
拾ってくれたのであろう数十枚のプリントを持って立っていた
「先生もひどいよなーこんなもん女子に持たせるなんて」
そう言うと拾い集めたプリントの山を持って
「俺が持ってく」
ニカって太陽みたいに笑ったの
でもまだその時は
恋に落ちるというほどではなかった
これも、ただのきっかけの一つ
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くいーん - こういう系の話、大好きです！！更新がんばって下さい、楽しみにしています＼(^^)／ (2015年5月17日 8時) (
レス) id: 3b0276d65d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫
| 作成日時：2015年5月14日 18時
