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そういえば別れる時に
『いつかわかる時がくるよ』って言われたような
あの時からセフンくんには気づかれていたんだ
私の煮え切らない気持ちも、認めたくなかった想いも
「で？進展は？」
「進展って？」
「Aちゃんとジュンミョンだよ」
進展も何も諦めてる身としてはそんなもの望んじゃいけない状況なわけで
私がジュンミョンの特別になる日は永遠にこない
この気持ちを伝える気にもならないし
「いや、何も…」
「は？何で？」
「ジュンミョン、彼女いるから。私の入る隙はなーい、みたいな」
隙あらば、なんて芸当私には到底不可能だしね
「彼女いたんだ、あいつ」
「知らなかったの？」
「クラス離れてるから全然話さないし。ほら、あいつ頭良いから特クラなんだよ」
「何それ？」
「特別進学クラス。頭の良い精鋭集団が配属される住む世界が違う場所」
なんともまぁ、頭良いのは知ってたけどその想像の上をいってる
私なんかがまともに相手してもらえるわけなかったんだ、元々
「勉強勉強でそれ以外に頭使うのは無駄だと思ってるようなやつらだけど、ジュンミョンは違ったんだなー。ちゃっかり彼女作っちゃってるなんて」
へー、違う学校のことなんて全く知らないから
そんな人たちの中の1人なんて
ジュンミョンとの格差を突きつけられた気分
「頭も良くて彼女持ちなんて、抜かりないよねほんと。見下されてる気がしてきた」
「でもAちゃんはそんなジュンミョンが好きなんでしょ？」
う…言葉に詰まる
でもそんなジュンミョンの一面、ほぼ初めて知った
私の前とはきっと違う、はず
「俺がAちゃんの相談相手になってあげる」
突然何を言い出したんだ
「いや、いいです」
「悪いなんて思わなくていいからさ」
そういうことじゃないんだけどな
「隙あらば、Aちゃん掻っさらう策略〜」
はぁ？
「相談に乗ってもらううちに段々…なんてことあるかもしれないでしょ？」
セフンくんも抜かりない
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いえろう(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きとっても気になります！楽しみに待ってます！！ (2015年12月13日 12時) (
レス) id: 543503f3fa (このIDを非表示/違反報告)
つきの(プロフ) - スホペンなんでこのお話とっても好きです！更新まってます！ (2015年10月1日 23時) (レス) id: 605b8dc09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫
| 作成日時：2015年7月10日 19時
