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地雷踏んだんだか何だか知らないけど
ジュンミョンはあの後黙りこくってしまった
だからと言って
私も無理やり会話しようとは思わないけど
でも何だかこの空気に耐えられなくなって
聞きたくもないのに敢えて話を振ってみた
「ジヨンちゃんとは、どうなの？」
私にとってプラスにはなるはずもないのに
「ジヨンちゃん最近学校でも挨拶するくらいでさ、まぁ私に話す必要もないんだけどちょっと、気になって？」
"今日デートなんです"ってあんなに嬉しそうに報告してきてたのに
ここのところ家にも遊びに来ないし
気になってるってのは本当なんだけど
「ノロケ話も聞いちゃうよ〜」
頑張って軽いノリで言ったんだから
なんか返事してくれないと困るんだけど
それでもなお、何も言わない
ふざけすぎたかな
「ジュンミョン」
「ついた」
「え？」
いつの間にか家の前
ジュンミョンは「じゃあ」とだけ言って自分の家に入っていった
取り残される私
何だっていうのさ
人の気も知らないで
ここに立ってても仕方ないか
主のいない家に「ただいま〜」と足を踏み入れた
もちろん「おかえり」なんて言ってくれる人はいないけど
部屋のドアを開けて真っ先に隣の窓を確認する
カーテン閉まってるし
何してるかなんてわからないけど
健全な高校生なんだから
ジュンミョンに彼女がいたっておかしくない
私の事が好きだっていうなら別だけど
そんなことはあり得ない
実は天動説が正解でした、って言われるくらいあり得ない
これから先も
彼女ができて、別れて
あるいは結婚して
そんな事が続いてく
この状況に少しでも早く慣れなきゃいけない
ジュンミョンにとって私は
'ただの幼馴染'
そのレッテルを貼られたまま
これからも過ごしていかなきゃいけないんだから
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いえろう(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きとっても気になります！楽しみに待ってます！！ (2015年12月13日 12時) (
レス) id: 543503f3fa (このIDを非表示/違反報告)
つきの(プロフ) - スホペンなんでこのお話とっても好きです！更新まってます！ (2015年10月1日 23時) (レス) id: 605b8dc09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫
| 作成日時：2015年7月10日 19時
