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そういえば明日からゴールデンウィークか
ママたちはもう仕事休みだけど
だからってあまり飲みすぎないでほしい
帰ってきたら絶対絡まれるし
「なぁ」
呼ばれて垂れてた頭を前に向けた
「なに」
「何でそんな後ろ歩いてるの」
なるべく隣歩きたくないからだよ
察してよバカジュンミョン
「べ、別にぃ。良いじゃん、気にせず歩いてよ」
そう、私の事なんか気にしないでどんどん歩いていけばいいのに
「これじゃ送ってく意味ないんだけど」
送ってってなんて頼んでないし
「何かあったら困るだろ」
何かって何が？
私の身が危険にさらされるようなこと起きやしない
「私なら大丈夫だし。だから構わずに行ってくださ〜い」
茶化したように言ったけど
ジュンミョン何だかこわい顔してるし
しかもこっちに近づいてくるし
「な、何」
ちょっと身構えた
怒ってるみたいだったんだもん
でもそんなの杞憂にすぎなかった
「だったら俺が後ろ歩く」
私を通り過ぎて背中に回った
「その方が安心だから」
そのまましばらく歩いた
無言で
何も話さないから本当に後ろにいるのか気になって
時々足を止めた
そうすると後ろの足音も止まる
正直これだと私が気になって仕方がない
「ねぇ、後ろ歩かないでよ」
「だってAが後ろ歩いてると心配だろ」
「…わかった、隣歩く。それでいい？」
私の気遣い虚しく、結局ジュンミョンは私の隣を歩いてる
誰のために私が気遣ってると思ってるのさ
「A、大学どうすんの？」
「決めてない」
「は？おそっ！」
「ってか別にジュンミョンに話す必要ないし」
「俺は○○大。Aもそこにすれば？」
突然進路の話になって何を言うかと思えば…
「私の頭じゃ合格しませんバカでごめんね」
なんかもう嫌味にしか聞こえなくなって
こうやって可愛くもないことばっかり
「そんなこと言ってないだろ」
ほら、ジュンミョンもムスッとしだした
あーいえばこーいう性格なの知ってるくせに
「俺はただ、Aとまた一緒に過ごせたらなって…」
ボソッて言ったけど聞き逃してないからね
「何言ってんのマジで。そういうのは、ジヨンちゃんに言ってあげなよ」
自分で言っててちょっと凹む
本当は嬉しいくせに
だからダメなんだ、私は
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いえろう(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きとっても気になります！楽しみに待ってます！！ (2015年12月13日 12時) (
レス) id: 543503f3fa (このIDを非表示/違反報告)
つきの(プロフ) - スホペンなんでこのお話とっても好きです！更新まってます！ (2015年10月1日 23時) (レス) id: 605b8dc09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫
| 作成日時：2015年7月10日 19時
