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ある住宅街の一角に家が建ち
そこに引っ越して来たのが6歳の時
お母さんに手を引かれて
隣の家に挨拶に行った
お母さんは隣の家のおばさんと
玄関先で何やら話している
私はそれをお母さんの陰に隠れて聞いていた
何の気なしにチラリと奥に目をやると
こっちを見ている目が二つ
「あら、息子さんですか？」
お母さんも気づいたらしい
「そうなんですよ。ほら、挨拶なさい」
おばさんが促すと
一人の男の子がこちらに向かってやってきた
「こんにちわ」
そう言いペコリとお辞儀をする
「キムジュンミョンです！」
顔を上げた彼はニコニコと笑っていた
「ほら、Aもちゃんと挨拶しなさい」
「こ、こんちにわ…」
「もう、ごめんなさいね、この子人見知りで」
「いいのよ〜Aちゃん6歳よね？うちのジュンミョンもAちゃんと同じ6歳なのよ。仲良くしてあげてね？」
おばさんにそう言われたけど
当時の私は本当に人見知りが激しくて
ただ頷くことしか出来なかった
「Aちゃん、よろしくね！」
彼の満面の笑顔がとても眩しかった
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いえろう(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きとっても気になります！楽しみに待ってます！！ (2015年12月13日 12時) (
レス) id: 543503f3fa (このIDを非表示/違反報告)
つきの(プロフ) - スホペンなんでこのお話とっても好きです！更新まってます！ (2015年10月1日 23時) (レス) id: 605b8dc09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫
| 作成日時：2015年7月10日 19時
