PRINCESS TIGER③ (ページ15)

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.不調な不憫君ページ15

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松倉side
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はぁ

普段ほぼ風邪なんて引かないんだけど

というか風邪引いてると思ってないんだけど笑

今回は認めざるを得ないキツさ。

この前、海人とAからの話を聞いて

ショックは受けたけど

2人が幸せならそれでいいや、と心から思ったし

俺はAの支えになれればいい。って

また不憫って言われるかもね笑

考えすぎて熱が出るって聞いたことはあったけど

まさか、そういうこと？笑

休みの日だったけど元太を呼んだ。

仕事終わったらきて、熱でた

ケイおけーい。
ケイ大丈夫かー?

大丈夫。とだけ送ってまた布団をかぶった。

チャイムの音で目が覚めた。

さっきより若干重くなった体を起こして

ドアを開けると元太とA。

松「……え」

元「Aちゃんも暇らしくて一緒に来た！」

松「あ、………うん、ありがと、」

『ごめんね、元太だけの方が気楽かなとは思ったんだけど…心配だったから来ちゃった、笑』

そういうとこ、ずるいよなぁ

松「嬉しいよ、ありがとね、上がって～」

元「熱あんの？」

松「うーん多分、？」

元「え、測ってないの？」

松「んー…ずっとベッドいた」

『もしかして何も食べてないとか言う？』

松「…へへ」

『へへじゃないよ！おバカ！』

元「色々買ってきてよかったね笑」

『本当だよね！笑』

そう言って2人が持っていた袋から

パン、うどん、スイーツ、俺の好きなグミを出して

元「食べれそうなの全部食べろ！」

松「ん、ありがと」

あー頭いてえ