PRINCESS TIGER③ (ページ17)

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松倉side
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松「あー………」

『…頭痛い？』

松「ん……しにそ、」

『死にそう？！ちょっと待って、』

本当に死ぬわけでもないのに

大慌てで水に濡らしたタオルを変えてくれて

ほんっと、なんでこんな可愛いんだろ

松「…ねえ、A？」

『ん？どうしたの？』

松「俺…いや、海人、のことなんだけど」

『…うん？』

松「付き合わなくていいの、？」

『うん。私も海人もトラジャが1番大切だよ』

松「両思いなのに付き合えないって、片想いより辛くないの？」

『まちゅ…？』

松「俺、Aが好きだったよ、」

松「過去形にして今更言って、ださいけど」

『……まちゅ、』

松「何も言わないでいいからね」

松「今俺、多分熱で頭おかしくなってる」

『、ごめんね』

松「だから何も言わないでって笑」

『ほんと、…自分勝手だった、ごめん』

松「…それ以上謝ったら風邪うつすよ」

『まちゅ、、ありがとう』

松「へへ、それを待ってた」

『みんなだいすき、本当、感謝しかない、』

松「…これからも一緒に頑張ろうね」

『うん、っ』

ガチャ、とドアが開いていい匂い

元「お、ケイ起きてたの？ご飯できたよ～」

松「ありがとう、食べる」

『ごめんまちゅ、トイレ借りていい？』

松「いいよ笑いっといで」

『ありがと』

元「…ケイ、話した？」

松「おー、まじでありがと」

元「Aちゃん、あれは、泣くね笑」

松「やっぱりかあ……頑張ったよな俺たち」

元「うん、めちゃくちゃ頑張った！」

悔いはない！と言い切った元太。

松「お前やっぱかっけえな笑」

元「いや、海斗の方がかっけえよ！」

うん、やっぱりかっけえよ。