.日記 ページ23
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Your side
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「熱測るよ〜」
朝から変わらない体調。
熱も下がってないだろうな〜と思いながら
脇に体温計を挟む。
『ねー中村先生』
「ん？」
『私、日記書いてるんだけどさ、』
「うん、いいじゃん」
『もし私がしんだら、』
『しんだ時は、あの2人に最初に見せて欲しい。』
「…うん、わかったよ。」
『ママとかパパとかにも見せていいけど、
2人が1番最初だよ？わかった？』
仲がいいからママに見せちゃうんじゃないか、と
釘を刺すと
「わかったって笑ちゃんと渡すよ。」
『うん、ありがとう、』
「日記って、何書いてんの？」
そう聞かれて、少し見せる。
8月27日。
微熱があって寝たいので短めに。
海斗とげんが来てくれて夏祭りをしてくれました。
2人ともバカだ〜って思ったけど
本当に幸せでした。たい焼き美味しかったなぁ。
許可してくれた先生も、ありがとう。
『…こんなの、笑』
「めちゃくちゃいいよ、俺にも書いてるし笑」
『ありがとうございます、ほんとに。』
「うん笑で、なんでこれを2人に見せたいの？」
『あー…これはただの日記なんだけど、
最後に、2人に手紙書いてる。それ見て欲しくて』
「そっかそっか。」
「危ねぇ、聞かなきゃわかんなかったわ笑」
『危ないなぁ笑じゃあ、お願いしますね？』
「任せな〜。あ、体温」
『ん、忘れてた』
「変わんないね、よし、おっけー。」
「寝てていいからね。じゃ行くわ」
『ん、ありがとう』
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作者名：どりーむ。 | 作成日時：2021年1月20日 13時
