１年と３日。 (ページ3)

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.意味不明ページ3

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Kaito side
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昨日は心配で家までは送ったけど

特に何もなく、少し話して、帰った

貧血持ちなのかな。いつも元気だから驚いたけど

なんて考えているうちに学校に着いた

「ちゃかおはよーう！」

『お、元太おはよ』

元太。

２年になってから仲良くなって

よくくだらない話して笑ってるんだ

こいつもAさんに似てて元気。笑

ｶﾞﾗﾗﾗｯ

勢いよくドアが開けられて入ってきたのは

『あ…AA』

「なに、ちゃかA知ってたの？！」

『え？まぁ、少しだけね。』

A、って呼んでるってことは仲良いのかな。

「宮近海斗！」

『へ？』

「今日の放課後ちょっと付き合ってよ」

Aさんの大きな声に

クラス中の視線が集まり

一気に緊張する

『A、さん？』

「用事あるの？」

『いや、ないけど…』

「じゃあ決まり！帰りまた来るから！」

「ちょっと、A、強引すぎだってば笑笑」

「あれ？げん居たの？」

げん、って呼んでるんだ

「うーわ、最低～」

「へへ、ごめんって笑」

やっぱり仲良さそうだな

『元太、Aさんと仲良いの？』

「え？！げん宮近に言ってないの？！」

「別に言わなくてもいいかなーって」

「もー…これだからおバカは…」

「またおバカって言った。」

「うるさい。(ﾍﾟｼｯ」

「ごめんね、宮近。私、松田元太の双子の姉。」

『…えええええ？！』

『え？！だって、え？』

「苗字だよね笑いろいろ面倒くさくて笑笑」

なんか、触れてはいけないことに触れた気がする

『ごめんね、驚きすぎた』

「いや、知ってる子は知ってるから大丈夫だよ！

そんな複雑な家庭じゃないし！」

「そうそう、笑える離婚ってやつ！」

元太の言っていることは意味不明だったけど

双子って聞いて何故か安心した自分がいた

まだ全然話したことない人に抱く感情じゃない

そんなのわかってるけど

じゃ、また放課後ね！と去っていく君の笑顔を見て

興味が湧いた

言い方が変だな、

仲良くなりたい、うん、こっちの方がいいね。

俺の方が、意味不明だな笑

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