男の子は苦手です。【桃】 (ページ38)

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ゴールテープを切った小瀧くんの側へ駆け寄ると、流星と話してて。

桃「おい、俺勝ってんから、 Aちゃんから手ぇ引けよ」

青「約束は約束やからな、俺は手ぇ引いたるわ (笑) 」

それだけ言って、私の横を通り過ぎて言った。

青「 _________ 」

『っ、！！！』

流星が放った言葉に思わず叩いてしまった。

赤「 A 、！！」

『だいき、』

だめだ、何も考えられない。

流星は何がしたいの、

【うわ〜〜、如月さん藤井くんビンタしたよ〜有り得な〜い】

みんなコソコソと何か話してる。

あの頃と同じだ。

これだから、流星は嫌いなんだ。

青「ふっ、(笑)まぁ、しげも精々ボディーガード頑張れよ (笑) 」

そう言いながらひらひらと手を振りながらどこかへ行ってしまった。

絶対忘れない。あんたが私に言った言葉。

青「 Aからは手ぇ引くけど、小瀧くんは俺が貰うで」

絶対そんなことさせないって思ってたのに、

流星が考えてたことは、私にも想像できないことだった。