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▽ 12 ページ12
『 なんなの ... 』
何が起こったかと言いますと 。
隣にいつも通り大毅 。
桃 「 おはよぉ。 」
と言いながら私の逆隣を歩く小瀧くん 。
なんで？
赤 「 A 、 先行こ 。 」
『 えっ 、 あ 、 うん！ 』
大毅に腕を引かれ 、 どんどん小瀧くんが遠のいていく 。
遠くからでもわかるくらい女の子が群れ始める。
赤 「 なに 、 あいつ小瀧 、 やっけ 」
『 あ 、 うん 』
赤 「 取り巻き多いな 、 ほんま気ぃつけや？ 」
頭にポン、と手を置いて 、 特徴的な眉を下げて心配そうにそう言うけど 、
『 大丈夫だよ ？ もう私関わらないって決めたもん 。 』
赤 「 んー ... 、 ならええんやけど 、 」
なんて 、 何故か大毅はいつまでも浮かない顔のままだった 。
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作者名：ゆた。
| 作成日時：2019年11月24日 4時
