男の子は苦手です。【桃】 (ページ36)

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それから、体育祭当日になった。

あれだけ憂鬱でしたくなかった体育祭の練習も小瀧くんと話せるようになってからは、楽しくて仕方なかった。

何故か流星は、隣のクラスのアンカーとして走ることになってた。

『小瀧くん、』

桃「大丈夫やって (笑) そんな顔せんといて？」

流星がなにかして来ないか心配で仕方ない。

桃「ほんなら案内かかったし、」

私と小瀧くんは、逆側のスタートライン。

パンッと大きなピストル音がなれば、第1走者がバーーーッと走り出す。

いよいよ私の出番。

3位だった私のクラスは、抜いて抜いて、 2位の子に追いつく。

『っ ... 、小瀧くん .. 、！』

桃「後は任せとき！」

少し、流星にリードされたけど、小瀧くんなら、抜けないことない距離。

『、小瀧くん、頑張れーーーー！！』

私の応援に答えるかのように、スピードをました小瀧くんは、ゴールテープを切った。