正IV ページ34
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「驚くにきまってます！」
端で聞いてる大倉くんは、呆れたようにため息ついて
俺の隣の望は俺たちと同じように驚いていた。
「同じってこのことやったんですか！」
「おん」
「…まじかぁ」
座り直して麦茶に口つける
「大倉くんは知っとったんですね」
さっきから呆れた感じで見ていただけで、驚いた様子がないから聞いてみる
まあ、2人とも知り合いって感じだったから、前から知っとったのかな。
「ん？おん、まあな」
大倉くんも麦茶をひと口飲んだあと
こちらを見てニヤリとして言った
「だって、俺、この2人の子供やもん」
ぶはあっ！！
あーーーあー
淳太くん噴き出したあ…
望もびっくりして咳き込んどるし
咳き込んでいる望の背中を軽く叩きながら、頭の中でそうツッコんだけれど
口からは
「…は？」
としか出てこなかった。
「こら、大倉」
「何ゆーてんねん」
村上先生に頭を叩かれ、横山さんにはツッコまれとるのに
大倉くんは俺たちを見て声を出して大爆笑している。
「ひー！あっははは！
むり！3人めっちゃ驚いとるやん」
「ほんまに、こら！
なんちゅーこと言っとんねん。
大丈夫か？3人とも」
優しい村上先生から台ふきんと、紙ナプキンを受け取る
「アホがすまんな…」
「大倉、お前色々言葉足りてないわ」
「えー、そうやけど、それ横山くんには言われた無いわ」
あ、また叩かれてる…
「…ちょ、待ってください」
麦茶を噴き出した淳太くんがストップをかけ、息を整えてる
代わりに聞きたいことであろう事を、聞く
「ほんまに大倉くんは、おふたりの子供さんなんですか？」
ドキドキしてきき、返答は
「え、ちゃうよ？」
ぶはあっ！
「ちゃうんかい！！」
また全力で噴き出す淳太と
思わずツッコんでしまった自分。
いや、違うんかい、心臓に悪いわ
「ふはは」
「ほんまもういい加減にせい。」
バチコーンと強烈な音を立てて大倉くんはノックアウト。
静かになった大倉くんの代わりに、教えてくれたのは横山さんだった。
「大倉は、俺たちの『子供の恋人』や。
だから半分ハズレで半分が正解かな」
と、冷静に分析して言われましても。
「………お子さん居られるんですね」
色々と聞きたいことを飲み込みに飲み込んで、まずそこを聞く
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ターコイズ(プロフ) - 蘰さん» 蘰様、ありがとうございます！また覗いてやってください、これからも宜しくお願いします (2020年7月3日 12時) (
レス) id: f5621defff (このIDを非表示/違反報告)
蘰(プロフ) - ご返信ありがとうございます。そうなんですね。ずっと拝読させていただいていてそういえば。。と思ったので思い違いでなくて良かったです。何時までもお待ちしていますので、ご自分のペースで無理なく執筆していただけたらと思います。 (2020年7月2日 23時) (レス) id: c3543fb139 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - 蘰さん» 蘰様、はじめまして。まだ出てきてないんです…。実はしげが1番のんびり出てくるので、気長に待ってて頂けたらと思います<(_ _)> (2020年7月2日 23時) (レス) id: f5621defff (このIDを非表示/違反報告)
蘰(プロフ) - はじめまして。見逃し出したら申し訳ないのですが、しげさんってもうでてきましたか？ (2020年7月2日 13時) (レス) id: c3543fb139 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - みずほさん» みずほ様、コメントありがとうございます！弟さん、高身長ですね！すごい！励みになります、ありがとうございます！また覗きに来てください(o^^o) (2020年5月22日 17時) (レス) id: dd19ecb6aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ターコイズ | 作成日時：2020年5月15日 22時
