写 ページ16
桃side
「うあー！！！」
着いたぁぁあ！
電車を降りて、5分歩けば目の前に広がる海。
ひっろいなぁ！！！！
なんて、当たり前の事しか出てこないけど
「最高！！」
携帯で青い海を写し、家族グループに写真を貼り付ける。
12時前、到着した海辺は小さい子が多く
家族連れや、カップル…
楽しいけれど、照史の握ってくれたおにぎりを食べるのは、もう少し落ち着いたところがええな。
そう思い、人が少ない右の方へ進んでいく。
あまり高くないテトラポッドを超えると
防波堤があった
こちら側は、釣りのスポットなのか
おじちゃんが2人ほど釣り竿を海に垂らしたまま、顔に麦わら帽子を乗せたまま眠っていた。
「暑いけど、落ち着くわ」
波の音だけが耳に入ってくる。
日陰はないけれど、何も邪魔がない
大きめな岩に腰掛け鞄からおにぎりを取り出した。
「…美味し」
汗で体内の塩分が飛んでいってしまっていたのか、おにぎりの塩っぱさが調度良い
途中の自販機で買った麦茶と共に、
あっという間に食べきった。
･
あ、うとうとしてた
波の音を聞きながら、ぼーっとしていたら
気付かぬうちに意識飛ばしてたみたいだ。
自分の首がカクンッと動いたので、目を覚ました
「んー…気持ちいい」
何だかさっきよりも風が強くなってきたけど
それがまた心地いい。
さて、どうしようか。
海が見たかっただけ。
潮の香りを何だかかぎたくなっただけで、ここまで来たはいいけど、何もすることはない。
水着でもないから、勿論海に入ることも出来ない。
「まーじで、何しよう…。」
とりあえず、防波堤の先まで歩いてみよう
あ、釣り人のおいちゃん、気づいたら1人いない
帰ったんやろか。
端の方までたどり着き、
波うつ海面を覗く。
ここは何が釣れるのか
しばらく見ていると、陽の光が水面に反射し、目を直撃した
「いや！眩しい！！！！」
周りに人がいないと思い、思わず出る大きなボリュームの独り言
周りに人はいないと思ったのに。
「ふははっ」
誰かの笑う声と
パシャ
何かの音。
「随分と、イケメンくんやなぁ、きみ」
「いや、誰やねん。あんた…」
･
･
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ターコイズ(プロフ) - 蘰さん» 蘰様、ありがとうございます！また覗いてやってください、これからも宜しくお願いします (2020年7月3日 12時) (
レス) id: f5621defff (このIDを非表示/違反報告)
蘰(プロフ) - ご返信ありがとうございます。そうなんですね。ずっと拝読させていただいていてそういえば。。と思ったので思い違いでなくて良かったです。何時までもお待ちしていますので、ご自分のペースで無理なく執筆していただけたらと思います。 (2020年7月2日 23時) (レス) id: c3543fb139 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - 蘰さん» 蘰様、はじめまして。まだ出てきてないんです…。実はしげが1番のんびり出てくるので、気長に待ってて頂けたらと思います<(_ _)> (2020年7月2日 23時) (レス) id: f5621defff (このIDを非表示/違反報告)
蘰(プロフ) - はじめまして。見逃し出したら申し訳ないのですが、しげさんってもうでてきましたか？ (2020年7月2日 13時) (レス) id: c3543fb139 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - みずほさん» みずほ様、コメントありがとうございます！弟さん、高身長ですね！すごい！励みになります、ありがとうございます！また覗きに来てください(o^^o) (2020年5月22日 17時) (レス) id: dd19ecb6aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ターコイズ | 作成日時：2020年5月15日 22時
