衝�� ページ30
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「…なんで、横山さんこちらに…」
隣に立ち止まった上司に聞けば
案の定
「いや、中間こそ…」
返ってくるのは、答えじゃなくて疑問で
「……用事が…」
「…高校にか？」
「…ぅ」
探る目を向けられる。
そりゃそうよな。学校に全く関係しない会社に入った成人済みの人間が何故、だよな
「…横山さんは…」
諦めずもう一度疑問を投げると
「…ここでツレが働いてるんよ、その迎え。」
「え」
あの、サッカーの事について教えてくれた方？
(会ったことはないけれど)
「そうなんですか？！」
「うるさいわぁ」
「すんません、え！お礼させてください」
望達より早く出てくるか、遅く出てくるのかわからんけど、お礼は絶対したい
「そんなもんええわ…それよかお前はよ帰れや」
「帰りませんわ、俺も迎えの用事があってここ来とるんですから」
今日は、家族が高校に用事があって
今はまだ学校にいること、それの迎えに来たことを伝えると
「やってる事、俺と変わらんやんけ」
「まさか行先まで一緒とは思わなかったですけどね…」
2人で苦笑が漏れる
俺たちは学校内に入ることが出来ないから、
たわいもない話しをして校門で待つことにした。
きっと、普段ならこんな昼の時間にスーツで
疲れきった顔の男2人がここに居たら何か言われたり見られたりするのやろうけど
今はもう夏休み。
木陰に避難して立っていることにした
･
待つこと到着から10分程
「遅いなぁ」
「ですね」
腕時計を見ながら呟く横山さんに同意しながら校舎の方を見ていると
「あ」
来た。
神ちゃんに貰ったリュックを背負っている望に
カジュアルな格好の照史、
照史と望を挟み歩いてくるもう1人は
たしか…担任の先生やったやろうか。
入学式ぶりに見る顔で、離れているから尚更分からないけど
望と照史は間違わん。
「照史ー！望！」
「ひなぁ！」
…え？
隣の横山さんが名を呼んだのは、照史でも望でも無い。
「あれー！淳太やー！」
軽く走り向かってくる望に全力で手を振るが
頭でははてなマークが沢山
「淳太くん、お疲れ様」
「おん、照史もなぁ。ありがとうね」
担任の先生と共に望に続きやってきた照史に声を掛ける。
「ヨコ、来たんか」
「ついでやついで。」
その担任の先生は隣の上司と話していて。
…え？
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ターコイズ(プロフ) - 蘰さん» 蘰様、ありがとうございます！また覗いてやってください、これからも宜しくお願いします (2020年7月3日 12時) (
レス) id: f5621defff (このIDを非表示/違反報告)
蘰(プロフ) - ご返信ありがとうございます。そうなんですね。ずっと拝読させていただいていてそういえば。。と思ったので思い違いでなくて良かったです。何時までもお待ちしていますので、ご自分のペースで無理なく執筆していただけたらと思います。 (2020年7月2日 23時) (レス) id: c3543fb139 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - 蘰さん» 蘰様、はじめまして。まだ出てきてないんです…。実はしげが1番のんびり出てくるので、気長に待ってて頂けたらと思います<(_ _)> (2020年7月2日 23時) (レス) id: f5621defff (このIDを非表示/違反報告)
蘰(プロフ) - はじめまして。見逃し出したら申し訳ないのですが、しげさんってもうでてきましたか？ (2020年7月2日 13時) (レス) id: c3543fb139 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - みずほさん» みずほ様、コメントありがとうございます！弟さん、高身長ですね！すごい！励みになります、ありがとうございます！また覗きに来てください(o^^o) (2020年5月22日 17時) (レス) id: dd19ecb6aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ターコイズ | 作成日時：2020年5月15日 22時
