ナベリウス=カルエゴ:9話 ページ9
ここが召喚の間かー。ひろー。
入「緊張感あるね」
ア「これでクラスが分かれますし、担当官も有名ですからね」
入「担当官?」
『あーね?』
ア「使い魔召喚の儀式を指導する教師です。優秀ですが、とても厳しい教師であると聞いています」
あ、
廊下の向こうから靴音が響いてきた。
大扉が勢い良く開け放たれた。
ナ「粛に」
現れたのはいつかの、やたらと目つきが鋭い悪魔だった。
ナ「監督官のナベリウス=カルエゴである」
ざわついていた生徒たちは、一瞬で静まり返ってしまった。
ナ「この行事は、常に私の担当だ。なぜか?」
なにそのドスの効いた声。イケメンなんだが。受けかな?攻めかな?
ナ「私が常に厳粛であるからだ。貴様らが使えないゴミか、はたまた多少は使えるゴミかを判断する」
うわー!怖くなーい!
、、、、受け顔が待てみたいという願望。
ナ「例えば」
カルエゴ卿が入間ににじり寄る。
この2人でcpなんだ?!
ナ「祖父の威光を借りて、栄えある入学式の場で下品な呪文を唱え、あまつさえその日のうちに乱闘騒ぎを起こすようなゴミがいたら」
なんじゃキスするんか?←おまわりさーーん!!こいつでーーーす!!
ナ「即、処分対象である」
ナ「できの悪い生徒は、即刻、退学処分とするのでそのつもりで」
「た、退学?!」
ざわつく周り。
ナ「粛に!早速、使い魔召喚のやり方を説明する。各自、この説明パネルをよめ。無言で、だ。」
パネルかわ!!!!
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