新入生代表挨拶:3話 ページ3
「では続きまして、新入生代表挨拶」
司会の先生が言った。
《おう!いよいよアリスの出番だ!頑張れよ!》
「新入生代表・アスモデウス君、、、、に代わりまして、特待生・入間君、登壇してください」
《ええっ!入間って、理事長の孫の?うおお、アリス残念だねw》
「入間くん!壇上へ!」
入間は恐る恐る壇上へ上がり、何かの紙をポケットから取り出し、言いはじめた。【禁忌口頭呪文】を。
入「、、、、[あべるはぅけ]」
とたん。
びくっ?!
騒いでいた悪魔がたちが、一斉に震え出した。
《え、ん?いや。Q入間は何をしている?A禁忌呪文を唱えている。、、、、は、はぁーー?!?》
冷静になったAが出した結論が、これだ。
《入間、尋常じゃねぇ!!!》
入「[たるとぅだり]」
しーん。会場は静まり返った。
入「[いうさべべ]」
入「[りすとぅる]、[あぶるぜ]」
入「[すとぅまぬ]、[あべるげ]」
悪魔達が、食い入るような目で入間を見つめている。
入「[うる]、[まほらば]」
入「[つれざざ]」
読み終わりやがった。入間。
、、、、しん。
会場が、水を打ったように静まり。
大 歓 声 !
みんな大興奮で叫んでいる。
先生が何か入間に言った。遠くて最後だけしか聞こえなかったが。
「、、、、ケンでクレイジーで、、、、
最ッ高に楽しかったよ!」
こうして、無事(アリスは精神的な傷を負ったが)、入学式が終わった。
、、、、面白くなりそうじゃん?
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