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出すとは:18話 ページ19

ア「いよいよ午後には、クラス発表がありますね!」

ア「これら先の学校生活を、どんな仲間と過ごすことになるかが決まるのです。今頃学園の教員たちが、会議を行っているはずですよ」
入「そ、そうなんだ、、、」
心なしか上の空の入間。

『時間あるし、学食でなんか食べてこー。授業が始まったらもっと他のところにもいけるんだけどねー』

入「さっ、サヨウデスカ!」

ア「? どうなされたのですか?入間様」
不思議がるアリス。
同調してクララと俺も言う。
ク「入間ち朝から様子がヘン〜」
『うんうん』

入「なっ、なんでもないよっ」
(絶対なんかあるやつじゃん)

そういうとまた上の空になる入間。
『なんか悩み事でもあんの?』

入「ううん。ちょっと、考え事してただけだよ」
ア「流石は入間様です。深淵な思考に没頭されていらしたのですね。しばし休まれて、食事といたしましょう。」

入「う、うん!ごはんにしよう!」

__

ク「私、でろでろランチ!」
『んじゃァ、俺も〜』
アリスたちが位階(ランク)紋の話をしている間に何を頼むのか決める。

そのとき、目の前に大量の料理がおかれた。
ア「おい!なんだこれは?!注文してないぞ!」
抗議するアリス。

「ええ!?でもたしかに50人前と、、、」
首をひねるウエイターのわきにいる悪魔たちから笑い声が漏れ聞こえる。
ア「低俗なイタズラを!入間様!やつらを、、」
怒りをあらわにし、入間を振り返ったアリスの言葉がとまった。
どうしたのかと思いながら俺も振り返ると。


大量の料理は、すでに空になっていた。


、、、、え???


「これ食べちゃだめなやつだった?!出す?!」

『出すとは。』
あっ、いけね、真剣に突っ込んじまった。

「やっぱり食べられるときにたべていかないとね!」
なんかサバイバル生活してる悪魔みたいだな、、、

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作者名:一色 | 作者ホームページ:なっしんぐ。  
作成日時:2022年6月20日 15時

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