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ジョルノ 「ミスタ・・僕のゴールド・エクスペリエンスの能力は温度が必要です。そして残念ながら・・・今の僕が役に立てるのは弾丸を拾うことくらい・・・です・・・」
ミスタ 「!」
ジョルノが弾丸をミスタに渡した。Aは凍りかけていたミスタの右手の人差し指に手を触れさせて温めた。薄かった氷は辛うじて動かせるほどに溶けた。
ギアッチョ 「これ以上車体に穴を開けることはもうできない。もっと自分を超低温に晒すことに__」
銃声。ミスタが放った弾丸は再び敵が身にまとっていた氷に突き刺さった。
ミスタ 「ぶっ放せば弾丸は暖まってるよなァ、ジョルノに拾って貰った弾丸をぶっ放せばよォ!、温度はある!!。ジョルノの代わりに俺が叫ばせてもらうぜ・・・ゴールド・エクスペリエンス!!」
ギアッチョ 「オオオォォォイッ!?」
温度ある弾丸から生命を与えて生物が生み出されると、氷を貫通して敵を車からボーリングのボールみたいに薙落とした。
ミスタ 「やったぜ!、植物の根ってよォ、アスファルト道路を持ち上げ、岩をも砕く生命力があるからな!!」
貴 「植物に尊敬の念を抱かざるを得ないよね」
ミスタ 「ハンドルを持てジョルノ!、このまま逃げ切るぞ!!」
敵が離れたことにより、5月ということもあり容器は充分温かく、氷は溶けて水へと変化した。
ギアッチョ 「あれがメローネの言っていた新入りの能力か。しかし、逃がさねぇ!!」
敵の能力は、装着型のスタンド。スーツの様に身にまとうと靴はスケート靴へと変わり、道路をスケートリンクの様にして滑走してきた。
ミスタ 「マジかよ!、野郎・・・!。・・・まだ追ってくるぞ!!」
ミスタの撃った弾丸はやはりと言うべきか貫通せず、敵は未だ追ってきていた。
貴 (なにか、できることはないか!・・・私に出来ることは・・・!)
ミスタ 「もっと飛ばせジョルノ!」
ジョルノ 「限界です!。タイヤがまだスリップしている!、しかも駅のことがバレてしまっているとは!」
ミスタ 「バレたのがトリッシュのいる方じゃあねえってことは考え方によっちゃあこの状況のいい面だぜ!」
ジョルノ 「とことん前向きですね。珍しい人だ」
貴 「ひゅーかっくいー」
ジョルノ 「うん。貴女は少し警戒心を持ちましょうね」
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イアナ(プロフ) - とっても、楽しくって一気に呼んじゃいました!最新頑張ってください! (2021年4月28日 9時) (レス) id: a4aa89ccfe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒芹 | 作成日時:2019年5月1日 3時